三原市
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みはらし 三原市 | |||||
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上:松寿寺より三原市街地を望む 下:筆影山からの眺望 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方、山陽地方 中国・四国地方 | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
団体コード | 34204-1 | ||||
法人番号 | 9000020342041 | ||||
面積 | 471.55km2 | ||||
総人口 | 92,727人 [編集] (推計人口、2018年10月1日) | ||||
人口密度 | 197人/km2 | ||||
隣接自治体 | 広島県尾道市、竹原市、東広島市、世羅郡世羅町 愛媛県今治市 | ||||
市の木 | クスノキ | ||||
市の花 | サツキ | ||||
三原市役所 | |||||
市長 | 天満祥典 | ||||
所在地 | 〒723-8601 広島県三原市港町三丁目5番1号 北緯34度23分50.6秒東経133度4分43.3秒座標: 北緯34度23分50.6秒 東経133度4分43.3秒 | ||||
外部リンク | 三原市 | ||||
■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町 | |||||
ウィキプロジェクト |
三原市(みはらし)は、広島県の南部に位置する市。
目次
1 概要
2 地理
2.1 隣接している自治体
2.2 人口
3 歴史
4 行政
4.1 歴代市長
5 主な公共施設
5.1 ホール・複合施設
5.2 図書館
5.3 スポーツ施設
6 経済
6.1 産業
6.1.1 漁業
6.1.2 工業
6.2 デパート・大規模商業施設
7 姉妹都市・提携都市
7.1 国内
8 教育
8.1 幼稚園
8.2 小学校
8.3 中学校
8.4 高等学校・特別支援学校
8.5 大学等
9 主要な医療機関
10 交通
10.1 空港
10.2 鉄道路線
10.3 高速バス
10.4 路線バス
10.5 道路
10.5.1 高速道路
10.5.2 一般国道
10.5.3 道の駅
10.6 港湾
11 マスメディア
12 観光・祭事・名産・スポーツ
12.1 観光・名所・旧跡
12.2 祭事・イベント
12.3 名産品
12.4 スポーツチーム
13 出身有名人
13.1 政治・経済
13.2 学術・文化
13.3 芸能・マスコミ
13.4 スポーツ
14 三原市ふるさと大使
15 その他
16 脚注
16.1 注釈
16.2 出典
17 関連項目
18 外部リンク
概要
「浮城」の異名を持つ三原城の城下町を起源とする街。備後都市圏の中心都市のひとつとして一翼を担う。
三原の名の由来は、旧三原市街地の後背にそびえる桜山などの谷間に、湧原、駒ヶ原、小西原の3つの川の流れ出たところにできた平地である原があり、その3つの「ハラ」から「三原」と呼ばれるようになったとの説がある。
山陽新幹線・山陽本線・呉線・三原港・広島空港・山陽自動車道など主要交通が整っており、広島県における交通の要衝である[1]。
工業が盛んで、沿岸部には古くから重化学関連企業が、内陸部の工業団地には電子機器関連を中心とした企業が進出している。農業では、沿岸部での柑橘類や山間部での水稲・果樹などが栽培されている[1]。
地理
- 市の中心を東広島市の賀茂台地を源とする二級河川沼田川が流れ、その河口に中心市街地が栄えている。現在の中心市街地の大半が埋立地で海岸線間近まで急峻な山が迫っている一方、北部は吉備高原南端の標高400メートル以上の高原地帯、西部は概ね丘陵地であり、市域の東半分が旧備後国、西半分が旧安芸国となっている。
隣接している自治体
- 広島県
- 尾道市
- 竹原市
- 東広島市
世羅郡:世羅町
愛媛県
- 今治市
人口
三原市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三原市の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 三原市 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
三原市(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
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歴史
天正8年(1580年) - 10年、小早川隆景の修築で三原の地の小島を繋ぐ近世海城である三原城の姿が完成。
1600年 関ヶ原の戦いの功で福島正則が安芸・備後二国の領主として広島城に入城。三原城は支城となる。
1619年 福島氏改易後にその領地は備後福山藩領と安芸広島藩領に二分され、三原城は安芸広島藩主浅野長晟の筆頭家老で石高3万石の浅野忠吉を城代とする広島藩の支城となる。
1652年 広島藩筆頭家老 浅野忠真の側室として徳川家光の娘(非嫡出子)である月姫が輿入れする。
1871年8月29日 廃藩置県により、現在の三原市域を含む旧広島藩領は全域広島県となる。
1892年7月20日 山陽鉄道(現在のJR山陽本線)の尾道駅 - 三原駅(現在の糸崎駅)間が開業。
1894年6月10日 糸崎 - 広島駅間が開業。これまでの三原駅を糸崎駅に改称。この際、三原城址は山陽鉄道の駅としてほとんどを取り壊される。
1930年3月19日 三呉線(現在のJR呉線)三原駅 - 須波駅(5.1 km)開業。
1936年11月15日 御調郡三原町、糸崎町、山中村、西野村、豊田郡田野浦村、須波村が合併し、三原市(初代)誕生。
1951年4月1日 御調郡深田村の一部を編入。
1953年3月22日 御調郡八幡村、豊田郡長谷村を編入。
1954年4月1日 豊田郡沼田東村、沼田西村、小泉村を編入。
1956年3月31日 豊田郡高坂村を編入。
1956年9月30日 豊田郡幸崎町、鷺浦村(さぎうら)を編入。
2005年3月22日 旧・三原市、豊田郡本郷町、御調郡久井町、賀茂郡大和町が対等合併し、三原市(二代目)誕生。
行政
歴代市長
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
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初-2代 | 五藤康之 | 2005年4月24日 | 2013年4月23日 |
3-4代 | 天満祥典 | 2013年4月24日 | 現職 |
- 三原市役所
- 広島県三原警察署
三原市消防本部・三原市消防署(西部分署・北部分署・糸崎出張所・大和出張所・沼田川河川防災ステーション)- 広島県尾三地域事務所(総務局総務第二課・厚生環境局・尾三地域保健所・建設局)
- 法務省広島入国管理局広島空港出張所
財務省神戸税関広島税関支署広島空港出張所- 財務省三原税務署
厚生労働省広島労働局三原公共職業安定所
- 厚生労働省広島検疫所広島空港検疫所支所
日本年金機構三原年金事務所
農林水産省広島営林署三原森林事務所- 農林水産省神戸植物防疫所広島支所広島空港分室
- 農林水産省動物防疫所神戸支所広島空港出張所
国土交通省大阪航空局広島空港事務所総務課- 国土交通省関西航空地方気象台広島出張所
- 国土交通省中国地方整備局福山工事事務所三原国道出張所
- 国土交通省中国地方整備局広島港湾空港工事事務所広島空港建設事務所
海上保安庁第六管区海上保安本部広島航空基地- 広島県立中央森林公園
主な公共施設
ホール・複合施設
- 三原リージョンプラザ
- 体育館、温水プール、弓道場などのスポーツ施設とホールや展示室などの文化施設が複合した大型施設。
三原市芸術文化センター(ポポロ)
- 2007年にオープンした全1,209席の音響効果に優れた本格的なホールを備えた文化施設。
- 本郷生涯学習センター
- くい文化センター
- 大和文化センター
図書館
- 中央図書館
- 本郷図書館
- 久井図書館
- 大和図書館
スポーツ施設
- 三原運動公園
- 久井運動公園
- 白竜湖スポーツ村公園
経済
産業
かつては三菱重工、帝人など、重厚長大型と繊維で栄えたが、近年、大日本印刷プレシジョンデバイスなどの工場・物流施設を誘致し、新たな基幹産業となっている。
漁業
- 須波漁港
- 能地漁港
工業
三菱重工糸崎工場、古浜工場、和田沖工場(それぞれ紙・印刷機械事業部 / プラント・交通システム事業センター所属)
帝人三原工場
大日本印刷プレシジョンデバイス三原工場- 今治造船
お多福醸造本社工場(オタフクホールディングス傘下)
高砂香料工業西日本工場株式会社(三原工場)
2017年までシャープ三原工場が存在した。[3]
デパート・大規模商業施設
以下に記載する商業施設は大規模で広域集客力のある物に限定し、店舗の大まかな説明も記載している。百貨店はサテライト店舗でない物、ショッピングセンターは原則10,000m2以上(参照)としている。ただし、施設が集積しているなどしている場合は、例外的に掲載している場合も有る。
イオン三原店 - イオン系列のショッピングセンター。開店時はジャスコ三原店だった。- フジグラン三原店 - フジ系列のショッピングセンター。
以前は、天満屋三原店(ペアシティ三原)が存在した。
姉妹都市・提携都市
国内
湯河原町(神奈川県)
教育
幼稚園
<市立>
- 三原市立木原幼稚園
- 三原市立中之町幼稚園
- 三原市立西幼稚園
- 三原市立田野浦幼稚園
- 三原市立須波幼稚園
- 三原市立深幼稚園
- 三原市立南幼稚園
- 三原市立八幡幼稚園
- 三原市立幸崎幼稚園
- 三原市立沼田西幼稚園
- 三原市立小泉幼稚園
- 三原市立小坂幼稚園
- 三原市立沼田東幼稚園
- 三原市立鷺浦幼稚園
- 三原市立本郷幼稚園
<国立>
- 広島大学附属三原幼稚園
<私立>
- 学校法人西田学園糸崎幼稚園
- 学校法人 龍松学園 私立幼稚園 昭和園
- 学校法人みどり学園 皆実みどり幼稚園
- 学校法人みどり学園 みどり幼稚園
- 宗教法人明真寺 三原幼稚園
- 学校法人伊達学園 月見幼稚園
小学校
市立小学校については、三原地区のうち八幡町は三原市立久井小学校の通学区域となる[4]。
<三原地区>
- 三原市立三原小学校
- 三原市立糸崎小学校
- 三原市立木原小学校
- 三原市立中之町小学校
- 三原市立西小学校
- 三原市立田野浦小学校
- 三原市立須波小学校
- 三原市立深小学校
- 三原市立南小学校
- 三原市立沼田東小学校
- 三原市立沼田西小学校
- 三原市立沼田小学校
- 三原市立沼北小学校
- 三原市立小泉小学校
- 三原市立幸崎小学校
- 三原市立鷺浦小学校
<本郷地区>
- 三原市立本郷小学校
- 三原市立本郷西小学校
<久井地区>
- 三原市立久井小学校
<大和地区>
- 三原市立大和小学校
<国立・私立>
広島大学附属三原小学校(国立)
広島三育学院大和小学校(私立)
中学校
市立中学校については、三原地区のうち八幡町は三原市立久井中学校の通学区域となる[5]。
<三原地区>
- 三原市立第一中学校
- 三原市立第二中学校
- 三原市立第三中学校
- 三原市立第四中学校
- 三原市立第五中学校
- 三原市立幸崎中学校
- 三原市立宮浦中学校
<本郷地区>
- 三原市立本郷中学校
<久井地区>
- 三原市立久井中学校
<大和地区>
- 三原市立大和中学校
<国立・私立>
広島大学附属三原中学校(国立)- 如水館中学校(私立)
広島三育学院中学校(私立)
高等学校・特別支援学校
- 広島県立三原高等学校
- 広島県立三原東高等学校
- 広島県立総合技術高等学校
如水館高等学校(私立)
広島三育学院高等学校(私立)- 広島県立三原特別支援学校
大学等
県立広島大学三原キャンパス(旧広島県立保健福祉大学)
- 保健福祉学部
- 大学院総合学術研究科 保健福祉学専攻
- 三原看護専門学校
主要な医療機関
- 三原赤十字病院
- 興生総合病院
- 三菱三原病院
- 三原医師会病院
- 本郷中央病院
- 土肥病院
- 小泉病院
- 三原病院
交通
空港
- 広島空港
鉄道路線
JR西日本
山陽新幹線:三原駅
山陽本線:糸崎駅 - 三原駅 - 本郷駅
呉線:三原駅 - 須波駅 - 安芸幸崎駅
- 中心となる駅:三原駅
高速バス
芸陽バス:三原やっさ号(広島バスセンター行)ー2011年3月27日運行終了。
中国バス・小田急バス:エトワールセト号(東京・新宿行)- 中国バス:エアポートリムジン(三原 - 広島空港線)
- 中国バス・広島交通:ピースライナー(広島バスセンター - 甲山 - 甲奴駅前)
- 三原久井・下津川崎・くい市民病院前 3バス停で利用可能
- 中国バス・広島交通:リードライナー(広島バスセンター - 府中 - 平成大学)
- 三原久井(山口橋)で利用可能、リードライナーの三原久井とは乗り場が異なるので注意。
路線バス
- 中国バス(垣内・久井・尾道・甲山線)(中之町・深町・如水館線)
- 芸陽バス(垣内・徳良線)(須波・幸崎・竹原線)(田野浦・青葉台線)(本郷線)(中之町・深町・如水館線)(本郷線)(宮沖線(三原市交通局時代は市バス車庫線))(頼兼線)(小泉線)(八幡線)(福地線)
鞆鉄バス(深線)(福地線)
おのみちバス(如水館前 - 深下組)
かつては三原市交通局(三原市営バス)が市内を運行していたが、2008年4月1日に廃止され、路線は中国バス・芸陽バス・鞆鉄バスにそれぞれ譲渡された。
道路
高速道路
山陽自動車道:三原久井IC - 本郷IC(ただし、岡山方面から市内中心部、北東部には尾道IC、広島方面からならば本郷ICが便利。)
一般国道
国道2号(国道2号三原バイパス)は糸崎ランプ - 新倉町ランプが開通し全通している。
※ただし時広ランプから大型車両の出入りは自粛するよう電光掲示板などに表記され、今まで通り旧国道2号を走行するか中之町ランプから出入りするよう指示されている。これは接続道路が団地内の坂道のため、深夜など重量物を積んだ車両の騒音や振動が激しいためである。また昼夜問わず旧国道との交差点の青信号が短く慢性的に渋滞している。そのため騒音対策舗装を行っている。
- 国道185号
- 国道486号
- 国道432号
道の駅
道の駅よがんす白竜(国道432号・旧大和町)
道の駅みはら神明の里(国道2号・三原バイパス上)
港湾
- 三原港
- 尾道糸崎港
- 佐木港
- 須波港
マスメディア
中国新聞社三原支局
三原テレビ放送(ケーブルテレビ局)
FMみはら(コミュニティFM局)
観光・祭事・名産・スポーツ
観光・名所・旧跡
三原城址
- 国の史跡小早川隆景の築城・当時は瀬戸内海に面しており、浮城と呼ばれる。現在はJRの線路が城を貫通しており、石垣の一部が残るのみとなっている。現在も残る石垣は、中心市街にいくつか点在しており、最も大きな石垣には三原駅が建てられている。
高山城・新高山城(旧本郷町)
- 国の史跡。沼田川をはさんだ東西の山に築かれた山城。小早川隆景が三原城へ移る前に居城していた。
- 米山寺
1153(仁平3)年に天台宗の寺として建てられた寺院で、1235(嘉禎元)年、小早川茂平が念仏堂を建立。小早川家の菩提寺となった。境内には小早川家初代の実平から17代隆景までの宝篋印塔(国の重要文化財)20基。寺宝の『絹本著色小早川隆景像』は国の重要文化財。
- 佛通寺
- 臨済宗佛通寺派の総本山。山に囲まれた静かな場所にあり、秋の紅葉はとても素晴らしい。近くには昇雲の滝がある。
- 御調八幡宮
宇佐八幡宮神託事件でこの地に流罪となった和気広虫が大隅に流された弟・清麻呂の身を安じ、宇佐八幡の分霊を勧請して769年に創建したといわれる。室町幕府8代将軍足利義政が寄進した木造狛犬や鎌倉時代の板木、木造行道面、御神像7体など多くの重要文化財が所蔵されており、豊臣秀吉手植えの桜があることでも知られる。
- 大善寺
- 広島藩家老で三原浅野家4代浅野忠義の生母であり徳川幕府三代将軍徳川家光の娘、月渓院の墓所寺には三つ葉葵の紋が随所に施されている。
春日局が青年期、小早川秀秋家臣の稲葉正成の妻として三原で過ごしている。- 「三原には過ぎたるものが3つある」という言葉があり他藩から羨ましがられた。それは第一に、三万石の居城に相応しくない規模の三原城。第二に前述の月渓院に関係する徳川将軍家の「葵」の紋所横断幕。第三に、日光東照宮の修理を10日間で成し遂げた鈴木方衛(すずきなみえ)という家臣がいたという事である。
- 宿禰島
- 映画『裸の島』の舞台
筆影山・竜王山
- 春は桜、晩秋から冬は海霧で有名。頂上から眺められる多島美は瀬戸内海随一ともいわれる。
- 白滝山
- 山頂は巨大な花崗岩となっており、その上にたつと南に瀬戸内海の島々、遠くに石鎚山脈、四国山地、北は吉備高原、中国山地と360度の景色が広がる。
- 久井岩海(旧久井町)
- 久井にある日本最大規模の岩海。
- みはらし温泉
- 瀬戸内海に面した、すばらしい展望の日帰り温泉・健康ランドであり、広島県内一の豊富なミネラル含む天然温泉。
- 三景園(旧本郷町)
- 広島県の代表的な景観でもある里・山・海をモチーフとした、築山池泉回遊式庭園。6月には「花まつり」11月には「もみじまつり」がある。
- すなみ海浜公園
- バリアフリー化された海浜公園。市民プールも併設されている。
- 宇根山天文台(旧久井町)
- 久井にある標高699mの宇根山に建つ天文台。60cmの大型屈折反射鏡や15cm屈折望遠鏡、プラネタリウムなど、スターウォッチングを楽しめる。
- 果実の森公園(旧大和町)
- いちご・ぶどう・りんご狩りでもぎたての果物を楽しめる大和にある観光農園。
祭事・イベント
- 節分(2月3日)
- 三原の節分はハロウィンのように子供たちが民家や店などを訪ね「鬼の豆ちょうだい」と言ってお菓子(一部金銭を扱うとこもある)などをもらえる風習がある。ちなみにこの風習は三原全体では無く市街付近のみである。
- 神明市(2月)
- 三原の二大祭りのひとつ。室町時代末期から始まったといわれており、この祭りの3日間、三原駅北側の通り約1kmには400軒を超える露店が並び、日本一の大だるまも展示される。別名「だるま市」「植木市」とも言われ様々なだるまや植木の露店も並ぶ。3日間で約30万人程度の人出でにぎわう。
- 三原さつき祭り(5月)
- 宮浦公園で開かれる祭りで、宮浦の通りではパレードも行なわれる。
- 三原半どん夜市(6月 - 8月毎週土曜日)
- 大正14年7月からはじめられたといわれており、毎年6月~8月第1週までの毎週土曜日に開催される夜市。
三原やっさ祭り(8月)
- 三原の二大祭りのひとつ。三原城の築城を祝って始まったといわれるやっさ踊りを中心とした祭り。8月の第2日曜日を含む金・土・日の3日間開催され、踊りながら多くの人々が三原駅前一帯を練り歩く。最終日には花火大会もあり、毎年30数万人の人出で賑わう。
- トライアスロンさぎしま大会
- 毎年8月の最終日曜日に佐木島で開催される。1990年に、島の活性化をめざして始まり、島のほとんどの人がボランティアとして大会運営に参加している。
名産品
- やっさ饅頭
- 三原を代表する銘菓のひとつ。
- 三万石せんべい
- 三原を代表する銘菓のひとつ。
- たこ料理
- 三原一押しの名物。
- たこせん
- 三原を代表する銘菓のひとつ。
- 八天堂のくりーむパン
- 近年、三原を代表する銘菓のひとつになった。
スポーツチーム
三菱重工三原硬式野球部 - 三菱重工業の三原製作所を拠点に活動していた社会人野球の企業チーム。2014年に解散した。
出身有名人
政治・経済
花井卓蔵(弁護士、政治家)
五藤康之(前三原市長)
河添克彦(元三菱自動車工業社長)
仁井谷正充(コンパイル創業者)
清水聖士(鎌ケ谷市長)
学術・文化
高楠順次郎(仏教学者)
浅田順一(医学者、浅田棘口吸虫を発見(1926年)、旧豊田郡本郷町)
掛川寿夫(薬学者)
松野勇雄(国文学者)
佐々木基一(文芸評論家、旧豊田郡本郷町)
川西蘭(小説家)
火浦功(SF作家)
永井郁子(絵本作家)
永井明(ジャーナリスト)
四国五郎(画家、絵本作家、詩人、旧豊田郡椹梨村)
清水南山(彫金家、旧豊田郡能地村)
田坂具隆(映画監督、旧豊田郡沼田東村)
田坂勝彦(映画監督、旧豊田郡沼田東村)
うるし原智志(漫画家、アニメーター)
川原正敏(漫画家)
小林俊彦(漫画家)
さだやす圭(漫画家)
瀬戸優菜(漫画家)
東城和実(漫画家)
松浦卓造(将棋棋士)
道原かつみ(漫画家)
光原伸(漫画家)
宮脇明子(漫画家)
後信治(アニメーション監督)
芸能・マスコミ
丹古母鬼馬二(俳優・過去悪役商会に所属)
奥田圭子(女優、元アイドル)
坂上とし恵(タレント、元アイドル)
一文字弥太郎(広島ローカルタレント)
竹永善隆(お笑い芸人・コンマニセンチ)
若山彰(歌手、紅白歌合戦4回出場)
永田敬士(vo、g)、河本幸二(ds)、小川吉勇(b)(ミュージシャン・cameramans、photo)
世理奈(シンガーソングライター)
Leyona(シンガーソングライター)
西原誠(ミュージシャン・元GRAPEVINE)
DJ GEORGIA(ミュージシャン・CLIFF EDGE)
岡本奈穂子(ミュージシャン・つばきドラムス)
山原玲子(元中国放送アナウンサー、旧豊田郡本郷町)
鈴木理加(テレビ大阪アナウンサー)
糸目今日子(高速有鉛デラックス 寄稿者)
マグナム北斗(元AV男優)
森田桂介(にゃんたぶぅ・もりちぃ)
スポーツ
石田義久(陸上競技選手)
新宅雅也(陸上競技選手)
原晋(青山学院大学陸上競技部監督)
池田敬子(体操選手、旧豊田郡鷺浦村)
楢原静(卓球選手)
海田智行(プロ野球オリックス・バファローズ投手)
村田兆治(元プロ野球ロッテオリオンズ投手、旧豊田郡本郷町)
藤本健作(元プロ野球選手)
佐藤宏志(元プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス投手)
恵川康太郎 (元プロ野球広島カープ、三原高校出身)
今田竜二(プロゴルファー)
野々村聡子 (元女子プロ野球兵庫スイングスマイリーズ内野手)
三原市ふるさと大使
2009年に三原市にゆかりのある以下の人物をふるさと大使に任命している[6]。
- イエス玉川
- 川原正敏
- 神山征二郎
- さだやす圭
- 永井郁子
- 日向ひまわり
- 道原かつみ
- 宮脇明子
- Leyona
- 渡辺文
その他
市外局番は三原・本郷地域が0848(20 - 89)、大和・久井地域が0847(20 - 39)で、同一市内でも市外局番が統一されていない。なお、0848(20 - 89)・084(900 - 909、930、933 - 939)は同一区域扱いとなる。
- 0848(20 - 89)・084(900 - 909、930、933 - 939)エリア
- 三原市(三原・本郷地域)・尾道市(因島・瀬戸田地域を除く)・福山市(松永地域)
- 0847(20 - 39)エリア
- 三原市(大和・久井地域)・世羅町
- 三原市(大和・久井地域)・世羅町
郵便物の集配は、以下の郵便局が行っている。
三原郵便局:723-00xx、723-85xx、723-86xx、723-87xx、722-03xx、722-15xx、723-01xx、729-03xx、729-04xx、729-22xx[注釈 1]
- 久井郵便局:722-13xx
- 羽和泉郵便局:722-14xx
- 和木郵便局:729-13xx、729-12xx[注釈 2]
- 神田郵便局:729-14xx
- 忠海郵便局(竹原市):729-23xx
1990年頃に三原駅付近の山陽本線と呉線が高架化されたが、山陽本線はルートがかなり変更された。宮浦地区の廃線跡には現在、建物等が建っている。
脚注
注釈
^ 「722-03xx」地域は元・御調郵便局管轄、「722-15xx」地域は元・垣内郵便局管轄、「723-01xx」地域は元・長谷郵便局管轄、「729-03xx」地域は元・糸崎郵便局管轄、「729-04xx」地域は元・本郷郵便局管轄、「729-22xx」地域は元・幸崎郵便局管轄。それぞれ、1998年に糸崎郵便局、2003年に幸崎郵便局、2004年に長谷郵便局、2006年に垣内郵便局・本郷郵便局、2018年に御調郵便局の無集配局化に伴って三原郵便局へ移管。
^ 「729-12xx」地域は元・大草郵便局管轄。2015年に大草郵便局の無集配局化に伴って和木郵便局へ移管。
出典
- ^ ab三原市
- ^ ab三原市人口ビジョン
^ “【電子版】シャープが三原工場閉鎖、電子部品を福山工場に集約”. 日刊工業新聞電子版. 2019年1月16日閲覧。
^ “市立小学校通学区域一覧表”. 三原市教育委員会. 2018年9月9日閲覧。
^ “市立中学校通学区域一覧表”. 三原市教育委員会. 2018年9月9日閲覧。
^ “三原にゆかりのある10人を三原市ふるさと大使に任命 (PDF)”. 三原市 (2009年9月1日). 2017年12月20日閲覧。
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
外部リンク
- 三原市ホームページ
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