安佐郡





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安佐郡(あさぐん)は、広島県にあった郡。




目次






  • 1 郡域


  • 2 歴史


    • 2.1 変遷表




  • 3 参考文献


  • 4 関連項目





郡域


1898年(明治31年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。



  • 広島市


    • 東区の一部(馬木町・福田町)


    • 西区の一部(中広町、小河内町、山手町、竜王町、三滝本町、三滝山以北および上天満町の一部)


    • 安佐南区の全域


    • 安佐北区の大部分(白木町各町を除く)




歴史



  • 明治31年(1898年)10月1日 - 郡制の施行のため、沼田郡・高宮郡の区域をもって発足。以下の町村が所属。全域が現・広島市。名称は高宮郡がもともと安北郡、沼田郡がもともと佐東郡と呼ばれたことに由来する。(1町27村)

    • 旧・沼田郡(15村) - 三篠村長束村山本村祇園村西原村東原村川内村八木村緑井村安村伴村戸山村久地村日浦村小河内村

    • 旧・高宮郡(1町12村) - 三川村鈴張村飯室村亀山村大林村三入村可部町中原村深川村狩小川村福木村落合村口田村



  • 明治32年(1899年)7月1日 - 郡制を施行。

  • 明治40年(1907年)1月1日 - 三篠村が町制施行して三篠町となる。(2町26村)


  • 大正9年(1920年)4月1日 - 西原村・東原村が合併して原村が発足。(2町25村)

  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。

  • 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。


  • 昭和4年(1929年)4月1日 - 三篠町が広島市に編入。(1町25村)

  • 昭和13年(1938年)1月1日 - 祇園村が町制施行して祇園町となる。(2町24村)

  • 昭和17年(1942年)7月1日 - 可部町・中原村が合併し、改めて可部町が発足。(2町23村)

  • 昭和18年(1943年)


    • 10月1日 - 三川村が町制施行・改称して古市町となる。(3町22村)


    • 11月3日 - 長束村・山本村・祇園町・原村が合併し、改めて祇園町が発足。(3町19村)



  • 昭和30年(1955年)


    • 3月31日(5町7村)

      • 深川村・狩小川村・落合村・口田村が合併して高陽町が発足。

      • 鈴張村・飯室村・小河内村・日浦村・久地村が合併して安佐町が発足。

      • 可部町・亀山村・三入村・大林村が合併し、改めて可部町が発足。



    • 4月1日 - 伴村・戸山村が合併して沼田町が発足。(6町5村)

    • 7月1日(7町1村)

      • 古市町・安村が合併して安古市町が発足。

      • 川内村・八木村・緑井村が合併して佐東町が発足。





  • 昭和31年(1956年)3月31日 - 福木村が安芸郡温品村と合併して安芸郡安芸町が発足。(7町)

  • 昭和46年(1971年)

    • 4月1日 - 沼田町が広島市に編入。(6町)


    • 5月20日 - 安佐町が広島市に編入。(5町)



  • 昭和47年(1972年)

    • 4月1日 - 可部町が広島市に編入。(4町)


    • 8月27日 - 祇園町が広島市に編入。(3町)



  • 昭和48年(1973年)3月20日 - 安古市町・佐東町・高陽町が広島市に編入。同日安佐郡消滅。広島県内では1898年の郡の再編以来、初の郡消滅となった。



変遷表




参考文献



  • 角川日本地名大辞典 34 広島県


関連項目



  • 消滅した郡の一覧

  • 厚狭郡






先代:
沼田郡・高宮郡

行政区の変遷
1898年 - 1973年
次代:
(消滅)



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