行田市駅
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2014年4月) |
行田市駅 | |
---|---|
南口(2012年10月) | |
ぎょうだし GYŌDASHI | |
◄東行田 (1.0km) (1.8km) 持田► | |
所在地 | 埼玉県行田市中央19-18[1] 北緯36度8分36.86秒 東経139度27分32.79秒座標: 北緯36度8分36.86秒 東経139度27分32.79秒 |
所属事業者 | 秩父鉄道 |
所属路線 | ■秩父本線 |
キロ程 | 8.3km(羽生起点) |
電報略号 | ギョ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅)[2] |
ホーム | 1面2線[2] |
乗車人員 -統計年度- | 865人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- | 1,730人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1921年(大正10年)4月1日 |
行田市駅(ぎょうだしえき)は、埼玉県行田市中央にある秩父鉄道秩父本線(秩父線)の駅である[1]。
目次
1 歴史
2 駅構造
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 北口
4.2 南口
4.3 バス
5 隣の駅
6 その他
6.1 ロケ撮影
7 脚注
8 関連項目
9 外部リンク
歴史
1921年(大正10年)4月1日 北武鉄道の羽生 - 当駅間が開業(駅名は行田駅)[3]。
1922年(大正11年)8月
- 当駅 - 熊谷間が開業[3]。
- 秩父鉄道との合併で秩父鉄道の駅となる。
1966年(昭和41年)6月1日 国鉄高崎線の行田駅開業に際して、新駅に名前を譲り、行田市駅と改称[4]。
1980年(昭和55年) 現在の駅舎が完成。橋上駅になると同時に駅北口の使用開始。一部の留置線を廃止し、駐車場等に転用した。
駅構造
島式ホーム1面2線の地上駅であり、橋上駅舎がある[2]。業務委託駅である(管理駅:熊谷駅)(かつては直営駅だったが委託化された)。- 駅係員勤務時間は平日6:40〜20:00、土休日7:30~20:00となっている。
- 待合室はホーム上と改札横にあるが、エアコン等の空調設備はない。駅構内に旅客用のトイレは存在しない(南口階段横に公衆トイレがある)。
- 2017年10月より運行情報案内モニタが改札上部に設置されている。
- 北口・南口と改札階、および改札階とホームを行き来するには階段のみであり、エレベータやエスカレータの設備はない。
- 売店は存在しないが、飲料の自動販売機が改札内外にある。
- 秩父鉄道の他駅(主要駅を除く)と同様に、列車接近・到着・発車時にメロディやアナウンス等は流れない。
のりば
1 | ■秩父線 | 熊谷・寄居・長瀞・秩父・三峰口方面 |
2 | ■秩父線 | 羽生方面 |
- かつては側線が多数存在した。施設縮小後も上下線の脇に各1線ずつが残っていたが、現在は大部分のレールが外されている。
利用状況
第二次世界大戦後から1960年代後半にかけて、行田市の地場産業の好況に比例する形で、秩父鉄道の各駅の中でも熊谷に次ぐ利用者数であったが、それ以降の利用者数は減少している。最も乗車数が多かった1965年(昭和40年)の3,620名(1日平均)と比べると現在は4分の1程度まで減少している。
それでも2017年度の利用者数は、秩父線35駅中6位となっている。自治体名を冠する駅であり、急行電車も停車するが、町の中心部からやや離れており、利用者数はそれほど多くはない。
年度ごとの1日平均乗車人員は以下の通り[5]。
年度 | 乗車人員 (1日平均) |
---|---|
1999年(平成11年) | 990 |
2000年(平成12年) | 956 |
2001年(平成13年) | 971 |
2002年(平成14年) | 985 |
2003年(平成15年) | 973 |
2004年(平成16年) | 911 |
2005年(平成17年) | 926 |
2006年(平成18年) | 901 |
2007年(平成19年) | 904 |
2008年(平成20年) | 957 |
2009年(平成21年) | 910 |
2010年(平成22年) | 893 |
2011年(平成23年) | 886 |
2012年(平成24年) | 909 |
2013年(平成25年) | 898 |
2014年(平成26年) | 899 |
2015年(平成27年) | 872 |
2016年(平成28年) | 862 |
2017年(平成29年) | 865 |
1945年(昭和20年)から1968年(昭和43年)まで旅客乗車実績、発送手小荷物数[6]、発送貨物扱い量[7]
年度 | 乗車人員(人) (1日平均) | 発送手小荷物扱い数(個) (1日平均) | 発送貨物扱い量(トン) (1日平均) |
---|---|---|---|
1945年(昭和20年) | 3,294 | 62.4 | |
1946年(昭和21年) | 3,987 | 44.4 | |
1947年(昭和22年) | 3,601 | 32.4 | |
1948年(昭和23年) | 3,298 | 32.8 | |
1949年(昭和24年) | 2,908 | 21.3 | |
1950年(昭和25年) | 2,571 | 16.3 | |
1951年(昭和26年) | 2,466 | 14.9 | |
1952年(昭和27年) | 3,457 | 14.7 | |
1953年(昭和28年) | 3,601 | 13.8 | |
1954年(昭和29年) | 3,346 | 12.7 | |
1955年(昭和30年) | 3,111 | 12.4 | |
1956年(昭和31年) | 3,153 | 20.1 | |
1957年(昭和32年) | 3,196 | 208 | 17.8 |
1958年(昭和33年) | 3,136 | 197 | 16.8 |
1959年(昭和34年) | 3,296 | 204 | 22.9 |
1960年(昭和35年) | 3,419 | 212 | 23.6 |
1961年(昭和36年) | 3,335 | 245 | 32.2 |
1962年(昭和37年) | 3,419 | 247 | 34.7 |
1963年(昭和38年) | 3,470 | 249 | 25.3 |
1964年(昭和39年) | 3,400 | 256 | 21.5 |
1965年(昭和40年) | 3,620 | 236 | 22.0 |
1966年(昭和41年) | 3,363 | 180 | 14.7 |
1967年(昭和42年) | 2,765 | 157 | 18.9 |
1968年(昭和43年) | 2,694 | 130 | 16.8 |
駅周辺
行田市の市街地に位置するが、中心部からやや離れている。
北口
田畑、住宅(個人商店)、河川が広がっており、近隣にコンビニや飲食店はほとんど存在しない。北口にはタクシーは常駐していない。ロータリーにはバスが停留できる設備があるが、定期営業しているバス路線はない。
- 行田税務署
- 行田谷郷郵便局
行田市総合公園、行田グリーンアリーナ- 忍川
南口
市の中心部方面であり、市街地が広がっている。タクシーが常駐している。飲食店等はわずかにある。2016年1月から近くでコンビニエンスストアが営業している。
行田警察署 行田市駅前交番- 行田市役所
- 行田郵便局
- 行田市産業文化会館
忍城址- 行田市郷土博物館
- 水城公園
バス
すべて南口から発着する。以下の路線バスの他、東京農業大学第三高等学校[8]、東京成徳大学深谷高等学校[9]のスクールバスが発着する。
朝日バス(加須営業所)
- 行田市駅 - 前谷 - 吹上駅 (当駅発着のバスは平日は朝と夕方に数本、土日祝日は1時間に1本以下と非常に少ないため注意を要する)
- 行田本町 - 佐間 - 吹上駅 (当駅南口から南へ300メートル進んだ「行田本町」バス停より、1時間に2~6本程度出ている)
行田市内循環バス
- 北西循環
- 北東循環
- 東循環
- 観光拠点循環
隣の駅
- 秩父鉄道
■秩父本線
- 急行「秩父路」
羽生駅 - 行田市駅 - 熊谷駅
- 普通
東行田駅 - 行田市駅 - 持田駅
- 急行「秩父路」
その他
行田駅(JR東日本)と行田市駅(秩父鉄道)は駅名が似ているが、異なる駅である。鉄道会社も異なり、また事実上徒歩連絡できないほど両駅が離れている(約5km)ため注意を要する。- 2000年頃、華原朋美が出演したローソンのCMでロケ地として使用された。CM内では演出の都合上、「行田駅」として表示されている。これはCM自体が「焼売弁当」のPRの為で、「でもここは行田(ぎょうだ)」と言って、餃子(ぎょうざ)を連想させるようにしていた(「桂」を「カツだ!」と掛けたCM、「安いぞ、でもここは高井戸」というCMも存在)。当初はJR行田駅で撮影する企画だったが、JRより許可が下りなかったため、行田市駅の看板を差し替えて撮影した(株式会社ローソン販売促進の回答)。
ロケ撮影
- ふるカフェ系 ハルさんの休日(NHK Eテレ)
陸王(TBSテレビ)
脚注
- ^ ab“秩父鉄道/行田市駅(ぎょうだしえき)- 埼玉県ホームページ”. 埼玉県企画財政部交通政策課. 2014年7月25日閲覧。
- ^ abc“秩父鉄道/行田市駅(ぎょうだしえき)構内図- 埼玉県ホームページ”. 2014年7月25日閲覧。
- ^ ab会社情報 - 沿革 - 秩父鉄道
^ 行田市役所総合政策部広報広聴課「市制60年の歩み (PDF) 」 、『市報ぎょうだ』第751号、行田市役所、埼玉県行田市本丸、2009年1月1日、 2頁、2014年7月25日閲覧。
^ 埼玉県統計年鑑より算出
^ 1956年(昭和31年)以前の小荷物データは単位がキログラムのため掲載しない
^ 1945年から1968年までの各年度の埼玉県統計年鑑より算出。
^ 東京農業大学第三高等学校アクセスガイド
^ 東京成徳大学深谷高等学校アクセス
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 市駅
外部リンク
駅情報 – 行田市 - 秩父鉄道
|