影森駅






















































影森駅

駅舎(2012年8月)
駅舎(2012年8月)


かげもり
KAGEMORI



御花畑 (2.7km)
(1.4km) 浦山口

所在地
埼玉県秩父市上影森71-4

北緯35度58分19.6秒
東経139度4分5.3秒
座標: 北緯35度58分19.6秒 東経139度4分5.3秒

所属事業者
秩父鉄道
所属路線
秩父本線
キロ程
62.4km(羽生起点)
電報略号
カゲ
駅構造
地上駅
ホーム
1面2線
乗車人員
-統計年度-

243人/日(降車客含まず)
-2016年-
乗降人員
-統計年度-

492人/日
-2016年-
開業年月日
1917年(大正6年)9月27日
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ホーム(2008年2月)


影森駅(かげもりえき)は、埼玉県秩父市上影森にある秩父鉄道秩父本線(秩父線)の駅である。




目次






  • 1 歴史


  • 2 駅構造


  • 3 三輪線


  • 4 利用状況


  • 5 駅周辺


  • 6 路線バス


  • 7 隣の駅


  • 8 脚注


  • 9 関連項目


  • 10 外部リンク





歴史




  • 1917年(大正6年)9月27日 - 開業。


  • 1918年(大正7年)9月16日 - 武甲線 影森~武甲間開業。貨物営業のみ[1]


  • 1924年(大正13年)秩父セメント石灰石鉱山(現秩父太平洋セメント三輪鉱業所)開設


  • 1928年(昭和3年)5月31日 秩父電気工業(現昭和電工秩父工場)専用線開業(軌間762mm 動力蒸気)[2]


  • 1959年(昭和34年)2月28日 専用線廃止


  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 武甲線 影森~武甲間廃止。


  • 2008年(平成20年)2月8日 - 構内安全側線でブレーキ故障の貨物列車の横転脱線事故が発生。人的被害は機関士1名が軽傷を負ったのみ。当該機であるデキ106は廃車となった。


  • 2010年(平成22年)3月6日 - ダイヤ改正により秩父路の全列車が停車するようになった。


  • 2016年(平成28年)4月23日-旧駅舎及び宿舎を取り壊し、地下連絡路の入り口のみ残された。


  • 2016年(平成28年)12月1日-旅客案内情報デジタルサイネージ・監視カメラ・遠隔放送装置の運用を開始。 ※デジタルサイネージ設置は同年11月11日。当日より試験運転を開始。



駅構造


島式ホーム1面2線を有する地上駅。直営駅である。駅係員勤務時間は初電(5時頃)から終電(22時過ぎ)までである。


ホーム羽生方面より、駅長室、自動券売機及び駅務室、待合室がある。かつては地下通路入口の駅舎で出改札業務を行い、ホーム上に駅舎が移った後も旧駅舎や改札ラッチ等が残っていたが、これらの施設は前述の通り2016年に解体され、跡地は日貸駐車場及び月極駐車場とされた。


ホームが曲線上に位置する関係で、2番線の場合、自社通勤型車両では各車両中程の2ヶ所のみドアが開く。


改札口はホーム上にある。


旅客案内情報デジタルサイネージは駅入口側地下連絡路の上に設置されている。


のりば

















1

秩父線

三峰口方面
2

秩父線

秩父・長瀞・寄居・熊谷・行田市・羽生方面

西武線直通

飯能・池袋方面(次の駅は西武秩父)


  • トイレは改札外にある。


三輪線




三輪線の勾配を登っていく貨物列車(2012年1月)


当駅南1km弱の山腹にある秩父太平洋セメント三輪(みのわ)鉱業所へ続いている、構外側線(貨物線)。鉱業所での製品製造終了などにより、貨物輸送量と発着する列車は減少傾向にある。


路線は急勾配で、線路は機関車が撒いた砂が目立つ。終点には三輪鉱山で採掘された石灰石積込用のホッパーが設置され、石灰石は秩父本線・三ヶ尻線経由で三ヶ尻駅(太平洋セメント熊谷工場)へ輸送されている。
ホッパーへ貨車を押し込むため、スイッチャー・D502が使用されている[3]


なお、秩父本線と三輪線の間で別の斜路を上ってゆく使われていない線路が、廃止された武甲線である。



利用状況


  • 2016年度の1日平均乗車人員は243人である。






































年度
乗車人員
(1日平均)

2009年(平成21年)
264

2010年(平成22年)
252

2011年(平成23年)
234

2012年(平成24年)
243

2013年(平成25年)
256

2014年(平成26年)
262

2015年(平成27年)
247

2016年(平成28年)
243






































































貨物取扱量
年度
発送貨物(トン)
到着貨物(トン)
1962 2,626,314 85,068
1963 2,520,479 82,483
1966 3,300,231 57,416
1973 5,398,857 32,625
1979 5,166,858 3,600
1983 4,149,344 978
1989 4,083,192
1994 2,493,560
1999 1,051,960
2009 563,040
2010 516,120
2011 492,320

  • 埼玉県統計年鑑各年度版


駅周辺




影森駅(右上)、浦山口駅(左下)間空中写真(1974年撮影 国土画像情報オルソ化空中写真・国土交通省より)。三輪線(中央下)・武甲線(左中下)が伸びている



  • 国道140号

  • 埼玉県道209号小鹿野影森停車場線


  • 荒川

    • 柳大橋

    • 巴川橋



  • 秩父市役所影森出張所

  • 影森郵便局


  • 秩父市立影森中学校 - 卒業式の歌・『旅立ちの日に』で知られる中学校である。

  • 秩父市立影森小学校


  • 秩父札所26番 円融寺

  • 秩父札所27番 大渕寺



路線バス



































乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
影森小学校   久那線 浦山常盤橋・花見の里・久那 西武秩父駅 西武観光バス
市内線   浦山常盤橋 西武観光バス
  久那線
市内線
中町・秩父駅
西武秩父駅 西武観光バス


隣の駅



秩父鉄道


秩父本線

SL「パレオエクスプレス」

通過

※西武秩父駅乗り入れの際は方向転換の為、留置線に臨時停車。



急行「秩父路」

御花畑駅 - 影森駅 - 三峰口駅


普通
御花畑駅 - 影森駅 - 浦山口駅



西武線直通

西武秩父駅(西武秩父線) - 影森駅 - 浦山口駅






脚注





  1. ^ 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1918年9月19日(国立国会図書館デジタルコレクション)


  2. ^ 『地方鉄道及軌道一覧 : 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)使用された機関車について「影森、魔境の残り香。(上)」2005年11月2日、『編集長敬白』で言及されている


  3. ^ D502は、かつて根岸駅の新日本石油精製専用線で使用されていた車両である。




関連項目


  • 日本の鉄道駅一覧


外部リンク


  • 駅情報 影森駅(秩父鉄道)




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