スーフリエール・ヒルズ
スーフリエール・ヒルズ | |
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標高 | 915 m |
所在地 | イギリス領モントセラト島 |
位置 | 北緯16度43分 西経62度11分 / 北緯16.717度 西経62.183度 / 16.717; -62.183 |
種類 | 成層火山、溶岩ドーム |
最新噴火 | 2015年(継続中) |
スーフリエール・ヒルズ (中央アメリカ) | |
プロジェクト 山 |
スーフリエール・ヒルズ(英:Soufrière Hills)はイギリス領モントセラト島にある活火山で、安山岩質の成層火山である。標高は915mで島の最高峰。
火山活動はかなり活発で、時折発生させる火砕流や火砕サージにより、島の各地に大きな被害をもたらすことがある。特に1997年の噴火では、火砕流により20人もの死者・行方不明者を出した[1]。また、当時の政庁所在地プリマスが、大量の火山灰に覆われるなど壊滅的な被害を受けたため、首都機能をブレイズに移転する事態になった。
目次
1 主な噴火歴
2 脚注
3 関連項目
4 外部リンク
主な噴火歴
- 記録によればスーフリエール・ヒルズ火山とその付近では1897年〜1898年と1933年〜1937年と1966年〜1967年の間に小規模な地震が定期的に何度が起きており、小規模程度の小さな噴火はあったもののスーフリエール・ヒルズ火山はほぼ休眠状態であった。
1995年7月18日、300年ぶりに噴火。島の人口の3分の2が島外に避難した。イギリスから救助のための軍艦が派遣される事態になった。
1997年6月25日、大噴火。火砕流が発生し、20人もの死者・行方不明者を出した[1]。首都・プリマスは大量の火山灰などに覆われ、翌年に放棄。
2003年7月12日~13日、大噴火。1997年以来の大噴火で、多くの建物に被害が及んだ。
2006年5月20日、大噴火。溶岩ドームが崩壊した。
1997年の大噴火によって放棄されたプリマス
島の地形図、本火山は下
脚注
- ^ ab“過去20年に大きな被害を出した火山噴火一覧”. AFPBB News. (2014年9月29日). http://www.afpbb.com/articles/-/3027347 2014年9月29日閲覧。
関連項目
- モントセラト
- 火山島
- 火砕流
- 成層火山
外部リンク
Soufrière Hills - Smithsonian Institution: Global Volcanism Program