笠松町
かさまつちょう 笠松町 | |
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笠松競馬場 | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 羽島郡 |
団体コード | 21303-9 |
法人番号 | 6000020213039 |
面積 | 10.30km2 |
総人口 | 22,560人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 2,190人/km2 |
隣接自治体 | 岐阜市、羽島市、各務原市、 羽島郡岐南町 愛知県一宮市 |
町の木 | 松 |
笠松町役場 | |
町長 | 広江正明 |
所在地 | 〒501-6181 岐阜県羽島郡笠松町司町1番地 北緯35度22分1.8秒東経136度45分47.6秒 |
外部リンク | 笠松町 |
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |
笠松町(かさまつちょう)は岐阜県羽島郡の町。
目次
1 地理
1.1 隣接する自治体
2 歴史
2.1 沿革
3 人口
4 行政
4.1 町長
4.2 合併問題
4.3 財政健全化のための政策
5 国の施設
6 岐阜県の施設
7 教育
7.1 高校
7.2 中学校
7.3 小学校
8 交通
8.1 鉄道
8.2 バス
8.3 コミュニティタクシー
8.4 道路
8.4.1 高速道路
8.4.2 一般国道
8.4.3 一般県道
9 公共施設
9.1 警察署
9.2 社会教育・福祉施設
9.3 グラウンド
10 医療機関
11 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
12 その他
13 主な出身者
14 脚注
15 関連項目
16 外部リンク
地理
岐阜県南部の濃尾平野に位置し、町の3分の1を流れる木曽川に沿う位置にある(対岸は愛知県)。かつては頻繁に水害に悩まされ、松枝輪中という輪中が発達していた。水害に関する多くの史跡が残り、古くから木曽川を通じて岐阜と名古屋を結ぶ重要な地であった。
隣接する自治体
岐阜県
- 岐阜市
- 各務原市
- 羽島市
羽島郡 岐南町
愛知県
- 一宮市
歴史
古くは尾張国であったが、1586年(天正14年)の木曽川の氾濫により木曽川の位置が変わり、美濃国に移り、尾張国葉栗郡から美濃国羽栗郡となった。
かつての地名は「傘町」。1662年(寛文2年)、正式に美濃郡代の陣屋を傘町に移転したさいに、「傘町」を「笠松」に改名したという(1669年の説もある)。
江戸時代は幕府直轄地として笠松陣屋が置かれ、江戸時代の終わりには笠松県の県庁、明治時代の初期には岐阜県庁が置かれており、県庁が岐阜市に移るまでは、岐阜県の中心となっていた。
沿革
1875年(明治8年)1月 - 旧・幕領の笠松村、徳田新田、奈良津新田が合併し笠松村となる
1889年(明治22年)7月1日 羽栗郡笠松村が町制施行し笠松町成立。
1897年(明治30年)4月1日[1]羽島郡へ移る。
1910年(明治43年) - 松枝村の一部を編入。
1925年(大正14年) - 柳津村の一部を編入。
1950年(昭和25年)8月1日 - 松枝村を編入。
1955年(昭和30年)4月1日 - 下羽栗村を編入。
1974年(昭和49年)4月1日 - 岐阜市と境界変更。
人口
笠松町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 笠松町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 笠松町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
笠松町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
町長
- 広江正明(1999年6月29日就任、5期目)
合併問題
岐阜市広域合併協議では岐阜市、羽島市、笠松町、岐南町、柳津町、北方町が参加し、50万都市を目指したが、岐阜市椿洞での産廃不法投棄問題に端を発した岐阜市行政の怠慢、莫大な処理費用などが予想され、また合併後の市議会議席の調整などにも失敗していた。そんな中、4月に羽島市が住民投票の結果により岐阜広域合併協議会からの脱退が決まり、2004年6月6日 笠松町でも合併についての意思を問う住民投票が実施された。その結果、反対票が65.32%と賛成票を上回り、同月21日に町議会で岐阜広域合併協議会からの脱退についてが議決された。(詳しい経過(外部サイト))
財政健全化のための政策
- 2005年3月末までは少子化対策の為、入院および外来の医療費を15歳(義務教育終了)まで町が負担する無料乳幼児医療費助成が行われていた。出生率が上がるなどの一定の成果はあったが、財政圧迫を理由に外来の医療費を4月から10歳(小学校4年生)までに引き下げとなった。入院の医療費補助は義務教育終了まで続いている。
- 毎年増大しているゴミの処理費用削減のため、全国的にも例の無い、町内会単位による資源ごみ分別回収が行われている。1つの町内会で数ヶ所あるゴミの収集場所を原則1ヶ所にしてゴミの回収費用を削減するものである。
オグリキャップ及び安藤勝己で有名な笠松競馬場がある。しかし、赤字続きで資金もほぼ底を付き運営を続けるなら自治体の支援が必要になったが、支援はしないことを決め、2005年度から笠松競馬場の収支が赤字の場合は廃止する予定である(2005年度は黒字)。
国の施設
- 笠松刑務所
岐阜県の施設
- 岐阜県産業技術センター
教育
高校
- 岐阜県立岐阜工業高等学校
中学校
- 笠松町立笠松中学校
小学校
- 笠松町立笠松小学校
- 笠松町立下羽栗小学校
- 笠松町立松枝小学校
交通
鉄道
名古屋鉄道
名古屋本線 : 笠松駅
名鉄竹鼻線 : 笠松駅、西笠松駅
- その他、柳津駅(岐阜市) - 南宿駅(羽島市)間でも当町を通過している。
- 名古屋本線の東笠松駅は、2005年1月29日に廃止となった。
東海旅客鉄道
東海道本線(通過のみ。最寄は木曽川駅または岐阜駅)
バス
岐阜バス 岐阜川島線(名鉄岐阜~川島松倉)
笠松町公共施設巡回町民バス (米野高瀬~下門間)
羽島市コミュニティバス(下門間に乗り入れ)
各務原市ふれあいバス(米野高瀬、東米野に乗り入れ)
ふれあいバス(厚見・茜部地区 笠松駅乗り入れ)2015年2月の路線見直しで乗り入れはなくなった。
岐南町巡回バス(愛称:にじバス 笠松駅に乗り入れ)は2009年9月30日に廃止。
コミュニティタクシー
- 岐南町コミュニティタクシー
道路
高速道路
東海北陸自動車道(通過のみ。最寄は一宮木曽川ICまたは岐阜各務原IC)
一般国道
国道22号(名岐バイパス)
一般県道
- 岐阜県道1号岐阜南濃線
- 岐阜県道・愛知県道14号岐阜稲沢線
- 岐阜県道93号川島三輪線
- 岐阜県道151号岐阜羽島線
- 岐阜県道154号笠松墨俣線
- 岐阜県道177号下印食笠松線
- 岐阜県道178号下中屋笠松線
- 岐阜県道179号中野上印食線
- 岐阜県道180号松原芋島線
- 岐阜県道183号正木岐阜線
- 岐阜県道184号下中笠松線
- 岐阜県道191号東笠松停車場線
公共施設
警察署
岐阜羽島警察署(岐阜市)
社会教育・福祉施設
- 中央公民館
- 松枝公民館
- 下羽栗会館
- 厚生会館
- 松枝みなみ会館
- 福祉健康センター
- 児童館
- 笠松町歴史未来館
グラウンド
- 笠松町多目的公園(岐阜県フットボールセンター)
医療機関
松波総合病院(岐阜県内有数の民間総合病院)- 愛生病院
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 八幡神社
- 産霊神社
- 魂生大明神
- へそ塚
笠松陣屋跡(笠松県庁跡、美濃郡代)- 笠松別院
- 笠松町西宮町にある真宗大谷派笠松別院と、笠松町柳原町の浄土真宗本願寺派笠松別院がある。
- 河野円城寺
米野の戦い跡(関ヶ原の戦いの前哨戦)
芭蕉句碑(米野、称名寺、四季の里)- 奈良津堤の桜
- 手斧(ちょうな)猿尾堤
- 将監(しょうげん)猿尾
- 笠松競馬場
トンボ天国(岐阜県の名水)- 円城寺の芭蕉踊(岐阜県重要無形民俗文化財)
笠松の奴行列(岐阜県重要無形民俗文化財)
笠松隕石(町指定天然記念物)- 笠松春まつり
- 笠松川まつり
- リバーサイドカーニバル
その他
上水道は同町が設けた4か所の水源地(井戸)から給水されている。下水道は1989年より設置工事が始まり1992年より一部での供用開始。2006年度末時点の下水道普及率は約78%。
主な出身者
竹内久人 - 元競輪選手
脚注
^ 『揖斐郡志』、揖斐郡教育会、1924年12月、292-295頁
関連項目
- 日本の地方公共団体一覧
外部リンク
- 笠松町
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