第29師団 (日本軍)
第29師団 | |
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創設 | 1941年(昭和16年)4月1日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務/特性 | 歩兵 |
所在地 | 満州-グアム |
編成地 | 名古屋 |
通称号/略称 | 雷 |
補充担任 | 名古屋師管区 |
最終上級単位 | 第31軍 |
最終位置 | マリアナ諸島 グアム島 |
主な戦歴 | 日中-太平洋戦争 (グアムの戦い) |
第29師団(だいにじゅうきゅうしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。
目次
1 沿革
2 師団概要
2.1 歴代師団長
2.2 最終所属部隊
3 参考文献
4 関連項目
沿革
1941年4月1日に新設され関東軍に編入し、戦略予備師団として遼陽に配備された。1944年春、南方に転用され第31軍に編入。独立混成第48旅団と共に南部マリアナ地区集団を構成し、グアム防衛に当たった。同年6月からアメリカ軍との戦闘を続けたが、7月28日に高品師団長が戦死し、組織的な抵抗を終えた(グアムの戦い)。
師団概要
歴代師団長
上村利道 中将 1941年4月1日 -
高品彪 中将 1943年10月29日 - 1944年7月28日 戦死
最終所属部隊
歩兵第18連隊(豊橋):大橋彦四郎大佐
歩兵第38連隊(奈良):末長常太郎大佐
歩兵第50連隊(松本):緒方敬志大佐- 第29師団戦車隊:佐藤秀夫少佐
- 第29師団輜重隊:洞下国吉中尉
- 第29師団海上輸送隊:藤井貞寿中佐
- 第29師団通信隊:須田保大尉
- 第29師団兵器勤務隊:亀井秀次中尉
- 第29師団経理勤務部:水谷松男中佐
- 第29師団野戦病院:森本和雄中佐
- 第29師団防疫給水部:立村弘造少佐
参考文献
秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
関連項目
- 大日本帝国陸軍師団一覧