東進ハイスクール
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東進ハイスクール吉祥寺本部校(東京都武蔵野市) | |
創立者 | 永瀬昭幸 |
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団体種類 | 株式会社 |
設立 | 1976年5月10日 |
所在地 | 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-29-2 |
起源 | ナガセ進学教室 |
活動内容 | 予備校 |
収入 | 2017年3月期(連結業績)45,567百万円(株式会社ナガセ) |
親団体 | 株式会社ナガセ |
子団体 | 四谷大塚、イトマンスイミングスクール、早稲田塾、東進スクール四国、東進育英舎 |
標語 | 独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する |
ウェブサイト | http://www.toshin.com/ |
株式会社ナガセの基幹ブランド |
東進ハイスクール(とうしんハイスクール)は、株式会社ナガセによって運営される東京都武蔵野市吉祥寺に本部を置く大学受験予備校である。関東地方を中心に97の校舎を展開し(2017年3月末現在)、フランチャイズの東進衛星予備校を加えると日本全国で約1000校が展開されている[1]。
また、東進ハイスクールは、現役生中心となっており、浪人生向けの本科コースを設置する校舎は新宿駅西口にある「新宿校大学受験本科」他11校のみとなっている(東進衛星予備校は別)[2]。
目次
1 概要
2 沿革
3 担任制度
4 校舎
5 東進衛星予備校
6 東進模試
6.1 種類
6.1.1 センター試験本番レベル模試
6.1.2 大学合格基礎力判定テスト
6.1.3 二次試験対策模試
7 東進スクール四国
8 講師陣
8.1 英語
8.2 国語・小論文
8.3 数学
8.4 理科
8.5 地歴・公民
9 CM
10 脚注
10.1 注釈
10.2 出典
11 外部リンク
概要
1971年3月に東京都三鷹市で、社長の永瀬昭幸が東京大学在学中にアパートの一室ではじめた「ナガセ進学教室」にその起源を持つ[3]。
1976年5月に「ナガセ進学教室」を母体に株式会社ナガセを設立した。立ち上げ当時は株式会社方式の予備校として話題を集めた(通常は準学校法人による専修学校・各種学校のため)。
1988年には有名講師を競合予備校からスカウトし、1990年代初頭の大浪人時代のピーク前に「現役中心」の運営体系に切り替えた。授業方式は一部の例外を除いてVODの視聴によるものであり、生授業の予備校のスタイルは全く残っていない。なお大学全入時代となり、浪人生が減少している現在では三大予備校においても、従来の準学校法人方式の校舎運営から切り離した現役生専門校を株式会社方式で関連会社が設立したり、映像授業専門コースなどを取り入れ追随している。
東進の合格実績は高3時在籍していた現役生のみの数字で、講習生や模試のみの生徒を含まないことを売りにしている。三大予備校の実績が浪人生や講習生を含む実績(現在は代々木ゼミナールは合格実績は発表していない)である中、一線を画している。また東進の東大現役合格実績は、実績を公表している全国すべての塾・予備校の中で最大値となっており、日本一(2018年現在)である。2017年度東大推薦入試現役合格者に占める東進生の比率は29.4%(68名中20名)であった[4]。
沿革
担任制度
- 各生徒を社員が担任として担当し、月に1回、生徒に合った講座の推薦・合格指導面談を行う。担任指導費として32,400円(税込。ハイスクール在籍生で単科講座を4講座以上取得する者は75,600円)が必要であり、通常入学時および次年度への更新時に支払う[5]。
- 「担任助手」と呼ばれる東進生OB・OGの現役大学生が週1回実施される生徒へのグループ・ミーティングなどを担当する。グループではなくマンツーマン面談制度のところや、そもそも週一回の面談制度がないところもある。
校舎
東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・茨城県・静岡県・長野県・奈良県に校舎を展開している[1]。(東進ハイスクールのみ)
東進衛星予備校
東進衛星予備校(とうしんえいせいよびこう)は、株式会社ナガセによって経営される東進ハイスクールの部門の一部(予備校)[3]。1985年に開校した東進ハイスクールが、1991年に衛星授業サテライブを開始し、自校舎への映像配信システムを他の学習塾が利用できるシステムに発展させたものが東進衛星予備校で、現在全国に約1000校ある。映像配信システムとフランチャイズ方式を用いた大学受験予備校。講師の講義を通信衛星やインターネット回線を利用して全国の加盟校に送信するシステムを用いる。
当初は東進ハイスクールでは生授業が行われていたので東進衛星予備校は衛星授業を行う部門として位置づけられていたが、現在は東進ハイスクールでも特別公開授業などを除いて生授業を廃止したため、直営校が東進ハイスクール、フランチャイズ校が東進衛星予備校という違いがあるだけで、学習システムや教育方法の差はない。
尚、東進育英舎が運営する東進衛星予備校水戸校、日立校、ひたちなか校は東進衛星予備校だがナガセの直営校である。
東進模試
東進模試(とうしんもし)は、大学受験などの対策として、株式会社ナガセ(社長・永瀬昭幸)が運営する東進ハイスクール、東進衛星予備校が実施している模擬試験の総称。
2014年度まで、すべての模試で相対評価方式ではなく、絶対評価方式を採用していた(ただし、本番換算の形で偏差値が出ることもある)が、現在は『絶対評価』と『相対評価』の2つのものさしで合格可能性と、合格への道標を提示している。
三大予備校と違って机上に受験番号カードは置かれず、受験番号による座席指定は行わない(来校した受験生は、前から順番に座る)。但し、選択科目による座席区域が設けられることが有るものの座席区域内であれば、着席位置は問われない。
成績表返却は、各模試を受験してから中5日(マーク式)~と三大予備校に比べて返却が早い。
種類
センター試験本番レベル模試
大学入試センター試験対策模試。受験対象は受験生・高2生・高1生。年4回、6月、10月を除く偶数月(6月、10月は全国統一高校生テストのため非実施)に実施している。
レベルは4回とも、実際のセンター試験と同じレベルに合わせてある(前述の絶対評価のため)。そのため、志望大の判定は点数で、「第一志望合格まであと○点」といった表示となる。また、判定は問題の難易度に影響される。
試験時間、問題量、問題形式や傾向、解答方式は実際のセンター試験に準じている。ただし、英語のリスニングは全受験者がICプレーヤーを使用しない。数学(2)に関しては選択問題の確率分布と統計的な推測は載っていないため、その分野で受験する者は模試としては利用できない[6]。理科(2)や社会では科目ごとに別冊子になっており、センター試験本番のように余った時間で次の科目を解くことはできない。
試験日の7日後(最短時)に成績表が返却され、英語、数学(1)(2)、国語、物理、化学は後日VODで東進講師による解説授業を見ることができる。ただし、最終センター試験本番レベル模試(12月)とセンター試験同日体験受験(後述)の場合、その他の理科や社会も見ることができる。採点講評などがインターネット上に公開されておりリスニングも聞くことができる。
理科と社会はいずれも受験する科目の冊子がそれぞれ単独であり、問題配布前に受験する科目を挙手等により申請しなければならない。
この他、センター試験本番レベル模試に準ずるものとして、次にあげるような模試がある。
- 全国統一高校生テスト
- 6月と10月に実施され、無料で受験出来る。試験内容はセンター試験本番レベル模試と同様であるため、センター試験本番レベル模試は実質偶数月に実施されている。試験実施後に成績上位者の表彰と復習ツールの公開が東進の公式サイトで行われる。
- センター試験同日体験受験
- 大学入試センター試験当日に、実際に出題された問題を時間差で受験するもの。厳密には模試ではない。受験料は特別に招待するため無料となっている[7]。センター試験本番レベル模試と同様に数学(2)の確率分布と統計的な推測は載っていない。センター試験本番レベル模試と同じ成績表が返却される。
- 高校生レベル(マーク・記述)模試
センター試験出題範囲が未了の高2・高1向けの模試。出題内容はセンター試験に準じていない。必須問題のほか,英語・国語については高2向け・高1向けの選択問題があり,数学は履修状況に応じた選択問題を解答する。高2は7月実施までが対象。
大学合格基礎力判定テスト
旧:対志望大基礎学力判定テスト。生徒の基礎学力のどこが欠けているのかを分析するために行われる模試。全生徒が受験できる。教科は国語、数学(Ⅰ・AとⅡ・B)、英語。原則的にマークシート方式。かつては記述式の英作文や課題作文(国語)の出題もあったが、2010年度以降はマークシート方式の問題のみの出題である。
大問は分野ごとに分かれており(例:英語なら「単語」「熟語」「文法構文」「長文読解」など)、その分野ごとに制限時間が決定されている(例:英語の第1問「単語」は10分)。成績は分野ごとに算出される。そのため、問題冊子は独特の袋とじになっており、大問毎に該当部分を開封する仕組みになっている(開封に要する時間はカウントされない)。なお解答に要する時間も成績算出に影響するため、時間が余っても他の大問は解いてはならない。
二次試験対策模試
二次試験に対応できる力を総合的にはかる「難関大」「有名大」と、各大学への個別の対応力をはかる「東大」「京大」「北大」「東北大」「名大」「阪大」「九大」の本番レベル模試が用意されている。「難関大」「有名大」模試は3月を除く奇数月(1月はセンター試験本試験の1週間後)に実施される。
東進スクール四国
株式会社東進四国(とうしんしこく)は、ナガセのグループ企業である。松山市を中心に愛媛県において進学塾や予備校を経営している。
会社概要
- 本社: 愛媛県松山市
- 事業: 進学塾・予備校の運営。
沿革
2005年 - 進級スクールがナガセの傘下となる。
2007年 - 進級スクールが東進四国に社名変更。
講師陣
出典:単元ジャンル別演習 説明冊子 等
英語
- 今井宏
- 大岩秀樹
- 慎一之
- 土岐田健太
- 西きょうじ
- 西田昌史
- 太庸吉
- 森田鉄也
- 宮崎尊
- 武藤一也
- 安河内哲也
- 渡辺勝彦
国語・小論文
輿水淳一-現代文科講師
出口汪 - 現代文科講師(客員講師)
西原剛-現代文科講師
林修 - 現代文科講師
板野博行 - 現代文科・古文科講師
伊東潤 - 古文科講師
栗原隆 - 古文科講師
富井健二 - 古文科講師
吉野敬介 - 古文科講師
三羽邦美 - 古文科・漢文科講師
寺師貴憲 - 漢文科講師
磯部幸久 -漢文科講師
石関直子 - 小論文科講師
神崎史彦 - 小論文科講師
樋口裕一 - 小論文科講師(客員講師)
数学
- 青木純二
- 大吉巧馬
- 沖田一希
- 河合正人
- 澤村光弘
- 志田晶
- 寺田英智
- 築館一英
- 長岡恭史
- 原田知也
- 堀西彰
- 松田聡平
- 水谷千治
- 宮嶋俊和
- 山之内聖拡
理科
苑田尚之 - 物理科講師
橋元淳一郎 - 物理科講師
宮内舞子 - 物理科講師
三宅唯 - 物理科講師
やまぐち健一 - 物理科講師(客員講師)
大西哲男 - 化学科講師
岸良祐 - 化学科講師
樹葉瑛士 - 化学科講師
立脇香奈 - 化学科講師
飯田高明 - 生物科講師
緒方隼平 - 生物科講師
田部眞哉 - 生物科講師
中井てるみ - 生物科講師
山口学 - 生物科講師
青木秀紀 - 地学科講師
地歴・公民
井之上勇 - 日本史科講師
金谷俊一郎 - 日本史科講師
山中祐典 - 日本史科講師
荒巻豊志 - 世界史科講師
加藤和樹 - 世界科講師
田中拓雄 - 世界科講師(客員講師)
高橋和明 - 地理科講師
山岡信幸 - 地理科講師
執行康弘 - 公民科講師
清水雅博 - 公民科講師
CM
- 2012/09 「全国統一高校生テスト 試験会場篇」
- 2013/02 「生徒への檄文篇」
- 2013/03 「東大合格速報篇」
- 2013/06 「生徒への檄文篇」
- 2013/09 「全国統一高校生テスト篇」、「全国統一中学生テスト篇」
- 2014/02 「合格報告篇(早慶)」
- 2014/03 「合格報告篇(東大)」
- 2014/04 「生徒への檄文篇」
- 2014/06 「夏期特別招待講習篇」
- 2014/08 「生徒への檄文篇」
- 2014/09 「全国統一高校生テスト篇」、「全国統一中学生テスト篇」
- 2015/03 「合格桜ポスター篇」、「講師篇(東大)」
- 2015/04 「生徒への檄文篇」[8]
脚注
注釈
出典
- ^ ab株式会社ナガセ会社概要
^ 東進ハイスクール校舎案内
- ^ ab株式会社ナガセ・沿革
^ 大学受験予備校・塾の東進ドットコムTOP
^ 学費・申込手続
^ [1]
^ http://www.toshin.com/hs/event/doujitsu/
^ http://www.toshin.com/brand/ 参考URL
外部リンク
- 東進グループ
- 東進ハイスクール
- 東進衛星予備校
- 東進ハイスクール在宅受講コース
- 東進中学NET
- 東進スクールこべつ
- 東進四国
- 東進育英舎
- 東進ビジネススクール
- 東進こども英語塾
- 東進の兄弟ブランド
- 中学受験の四谷大塚
- イトマンスイミングスクール
- 早稲田塾
- 清瀬ひかり幼稚園
- 東進のウェブサイト
- 東進ドットコム
- 東進 大学入試問題過去問データベース
- 東進の大学入試難易度ランキングページ
- 東進学力POS
- 東進の大学案内
- 東進のセンター試験解答速報ページ
- 東進公式YOUTUBEチャンネル
- 東進公式Facebook
- 東進公式Twitter
- 東進模試
- 全国統一テストドットコム
- 東進TV
- 職業案内サイト「未来の職業研究」