レニー・クオ















































































レニー・クオ Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム
レニー・クオ
ラテン文字
Renny Quow
国籍
トリニダード・トバゴの旗 トリニダード・トバゴ
競技
陸上競技(短距離走)
種目
400m
大学
アメリカ合衆国の旗サウス・プレインズ大学(英語版)
生年月日
(1987-08-25) 1987年8月25日(31歳)
出身地
トリニダード・トバゴの旗サン・ファン=ラヴェンティル地域自治体(英語版)
身長
170cm
体重
66kg
成績
オリンピック
400m:7位(2008年)
世界選手権
400m:3位(2009年)
4x400mR:2位(2015年)
地域大会決勝
英連邦競技大会
400m:途中棄権(2014年)
4x400mR:3位(2014年)
最高世界ランク
400m2位(2009年)
自己ベスト
200m
20秒39(2014年)
400m
44秒53(2009年)










編集 テンプレートのヘルプを表示する

レニー・クオRenny Quow、1987年8月25日 ‐ )は、トリニダード・トバゴ・サン・ファン=ラヴェンティル地域自治体(英語版)出身の陸上競技選手。専門は短距離走の400mで、自己ベストはトリニダード・トバゴ歴代5位の44秒53。2015年北京世界選手権男子4×400mリレーの銀メダリスト、2009年ベルリン世界選手権男子400mの銅メダリストである(世界選手権400mにおけるトリニダード・トバゴ勢初のメダリスト)。また、世界選手権男子4×400mリレーにおける最年少ファイナリスト(17歳354日)でもある。




目次






  • 1 経歴


    • 1.1 2005年


    • 1.2 2006年


    • 1.3 2008年


    • 1.4 2009年


    • 1.5 2015年


    • 1.6 2017年




  • 2 自己ベスト


  • 3 主要大会成績


    • 3.1 ゴールデンリーグ・ダイヤモンドリーグ




  • 4 脚注


    • 4.1 注釈


    • 4.2 出典




  • 5 外部リンク





経歴



2005年


8月に17歳の若さでヘルシンキ世界選手権男子4×400mリレーに出場すると、3走を務めてトリニダード・トバゴ初となる世界選手権4×400mリレーの決勝進出に貢献した[注 1][1]。決勝は失格に終わったが[2]、17歳354日で決勝の舞台に立ったクオは世界選手権男子4×400mリレーにおける最年少ファイナリストとなった[3]



2006年


8月の世界ジュニア選手権に出場すると、男子400m決勝を45秒74の自己ベスト(当時)で制し[4]、全てのカテゴリーのオリンピックと世界選手権を通じて[注 2]、トリニダード・トバゴ勢初となる400mの金メダリストとなった[1]



2008年


オリンピック初出場となった8月の北京オリンピックでは、男子400m準決勝を44秒82の自己ベスト(当時)で突破し、トリニダード・トバゴ勢として16年ぶり6人目となるオリンピック400mのファイナリストとなったが[注 3][5]、決勝ではタイムを落とし45秒22の7位に終わった[6]



2009年


8月のベルリン世界選手権男子400mに出場すると、準決勝で44秒53の自己ベストをマークし、ラショーン・メリット(44秒37)に次ぐ全体2位で決勝に進出した。トリニダード・トバゴ勢として18年ぶり3人目となる世界選手権400mのファイナリストになった決勝は[注 4][1]、ラショーン・メリット(44秒06)、ジェレミー・ウォリナー(44秒60)に次ぐ45秒02の3位に入り[7]、トリニダード・トバゴ勢初となる世界選手権400mのメダリストとなった[8]。なお、世界選手権400m決勝において45秒台をマークした選手のメダル獲得は、1位から3位までが45秒台に終わった1983年ヘルシンキ世界選手権以来だった[1]



2015年


8月の北京世界選手権に出場すると、男子400mは予選で44秒54をマークし、自己ベストに0秒01差と迫る好タイムで準決勝に進出したが、準決勝は44秒98とタイムを落として敗退した[9]。男子4×400mリレーでは予選と決勝で1走を務めると[注 5]、決勝は2分58秒20のトリニダード・トバゴ新記録を樹立して2位に入り[10]、トリニダード・トバゴ初となる世界選手権4×400mリレーのメダル獲得に貢献した[8]



2017年


8月のロンドン世界選手権男子4×400mリレー予選で1走を務め、2分59秒35での決勝進出に貢献した(決勝は未出場)[11]



自己ベスト


記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。





























































種目
記録
年月日
場所
備考
屋外

200m
20秒39 (+1.4)
2014年5月3日

アメリカ合衆国の旗 ラボック


300m
32秒36
2014年7月16日

ベルギーの旗 リエージュ


400m
44秒53
2009年8月19日

ドイツの旗 ベルリン
トリニダード・トバゴ歴代5位
室内
300m
32秒71
2014年2月15日

アメリカ合衆国の旗 ニューヨーク

400m
46秒70
2012年2月4日

アメリカ合衆国の旗 ボストン


500m
1分01秒90
2014年2月8日

アメリカ合衆国の旗 ボストン


600m
1分17秒50
2017年1月28日

アメリカ合衆国の旗 ボストン



主要大会成績


備考欄の記録は当時のもの






















































































































































































































































































































































































































大会
場所
種目
結果
記録
備考
2003
カリフタゲームズ (en (U17)

トリニダード・トバゴの旗 ポートオブスペイン
400m
2位
48秒97

4x400mR
4位
3分21秒77 (1走)

2004
カリフタゲームズ (en (U20)

バミューダ諸島の旗 ハミルトン
400m
5位
48秒03

4x400mR
2位
3分12秒65 (2走)

中米カリブジュニア選手権 (en

メキシコの旗 コアツァコアルコス
400m
優勝
47秒62


世界ジュニア選手権

イタリアの旗 グロッセート
400m
準決勝

DQ

4x400mR
予選
3分11秒33 (4走)

2005
カリフタゲームズ (en (U20)

トリニダード・トバゴの旗 バコレット
400m
優勝
46秒61

4x400mR
2位
3分10秒32 (4走)

中米カリブ選手権 (en

バハマの旗 ナッソー
4x400mR
2位
3分01秒43 (2走)

パンアメリカンジュニア選手権
 (en

カナダの旗 ウィンザー
400m
予選

DQ

4x400mR
決勝

DQ (3走)


世界選手権

フィンランドの旗 ヘルシンキ
4x400mR
決勝

DQ (3走)

2006
カリフタゲームズ (en (U20)

グアドループの旗 レザビーム
400m
優勝
46秒55

4x400mR
3位
3分08秒99 (1走)


中米カリブ競技大会 (en

コロンビアの旗 カルタヘナ
400m
準決勝
46秒30

4x400mR
2位
3分02秒65 (1走)

中米カリブジュニア選手権 (en

トリニダード・トバゴの旗 ポートオブスペイン
400m
優勝
46秒14

4x400mR
2位
3分07秒51 (2走)


世界ジュニア選手権

中華人民共和国の旗 北京
400m
優勝
45秒74
自己ベスト
4x400mR
予選
3分08秒27 (4走)

2007

パンアメリカン競技大会 (en

ブラジルの旗 リオデジャネイロ
400m
準決勝
45秒74

4x400mR
4位
3分03秒60 (2走)


世界選手権

日本の旗 大阪
400m
予選
45秒70

4x400mR
予選
3分02秒92 (4走)

2008
中米カリブ選手権 (en

コロンビアの旗 カリ
400m
優勝
45秒27

4x400mR
3位
3分04秒12 (1走)


オリンピック

中華人民共和国の旗 北京
400m
7位
45秒22
準決勝44秒82:自己ベスト
2009

世界選手権

ドイツの旗 ベルリン
400m
3位
45秒02
準決勝44秒53:自己ベスト
2010

世界室内選手権

カタールの旗 ドーハ
400m
予選

DNF

2011
中米カリブ選手権 (en

アメリカ合衆国の旗 マヤグエス
400m
優勝
45秒44

4x400mR
2位
3分01秒65 (4走)


世界選手権

大韓民国の旗 大邱

400m
準決勝
45秒72

4x400mR
予選
3分02秒47 (4走)

2012

世界室内選手権

トルコの旗 イスタンブール
4x400mR
3位
3分06秒85 (2走)
トリニダード・トバゴ記録

オリンピック

イギリスの旗 ロンドン
400m
予選

DNS

2013
中米カリブ選手権 (en

メキシコの旗 モレリア
400m
予選

DNF

4x400mR
優勝
3分02秒19 (1走)


世界選手権

ロシアの旗 モスクワ
4x400mR
6位
3分01秒74 (1走)

2014

世界リレー (en

バハマの旗 ナッソー
4x400mR
3位
2分58秒34 (2走)
トリニダード・トバゴ記録

英連邦競技大会 (en

イギリスの旗 グラスゴー
400m
決勝

DNF

4x400mR
3位
3分01秒51 (3走)

2015

世界リレー (en

バハマの旗 ナッソー
4x400mR
7位
3分03秒10 (3走)


パンアメリカン競技大会 (en

カナダの旗 トロント
4x400mR
優勝
2分59秒60 (1走)


世界選手権

中華人民共和国の旗 北京

400m
準決勝
44秒98

4x400mR
2位
2分58秒20 (1走)
トリニダード・トバゴ記録
2017

世界リレー (en

バハマの旗 ナッソー
4x400mR
4位
3分03秒17 (1走)


世界選手権

イギリスの旗 ロンドン

400m
予選
45秒95

4x400mR
予選
2分59秒35 (1走)
決勝進出[注 6]
2018

世界室内選手権

イギリスの旗 バーミンガム
4x400mR
予選
3分05秒96 (1走)
決勝進出[注 7]

英連邦競技大会 (en

オーストラリアの旗 ゴールドコースト
400m
準決勝
47秒21

4x400mR
4位
3分02秒85 (3走)



ゴールデンリーグ・ダイヤモンドリーグ


優勝したゴールデンリーグまたはダイヤモンドリーグの大会を記載(個人種目のみ)






































大会
場所
種目
記録
備考
ゴールデンリーグ
2009

ビスレットゲームズ

ノルウェーの旗 オスロ
400m
45秒18

ダイヤモンドリーグ

2014

メモリアルヴァンダム

ベルギーの旗 ブリュッセル
400m
45秒37
ポイント対象外レース

2015

メモリアルヴァンダム

ベルギーの旗 ブリュッセル
400m
45秒29
ポイント対象外レース


脚注



注釈





  1. ^ オーダーは、エイトー・ステファンズ(英語版)ジュリエオン・レイバーン(英語版)、クオ、Damion Barry


  2. ^ 対象の大会は、オリンピック、世界選手権、世界室内選手権、世界ジュニア選手権、世界ユース選手権。


  3. ^ 1964年東京オリンピックのウェンデル・モトリー(2位)とEdwin Skinner(8位)、1980年モスクワオリンピックのMike Solomon(6位)とJoseph Coombs(8位)、1988年ソウルオリンピックと1992年バルセロナオリンピックのIan Morris(7位と4位)以来。


  4. ^ 1983年ヘルシンキ世界選手権のMichael Paul、1991年東京世界選手権のIan Morris以来。


  5. ^ 決勝のオーダーは、クオ、ラロンデ・ゴードン、ディオン・レンドレ(英語版))、マシェル・セデニオ(英語版)


  6. ^ 予選のみ出場。決勝のトリニダード・トバゴは2分58秒12で優勝。


  7. ^ 予選のみ出場。決勝のトリニダード・トバゴは3分02秒52で4位。




出典




  1. ^ abcdWorld Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook(RESULTS FROM PAST MAJOR CHAMPIONSHIPS参照) (PDF, 70.89 MB) 国際陸上競技連盟 2017年02月19日閲覧


  2. ^ “第10回世界選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。


  3. ^ World Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook(YOUNGEST & OLDEST参照参照) (PDF, 70.89 MB) 国際陸上競技連盟 2017年02月19日閲覧


  4. ^ “第11回世界ジュニア選手権男子400m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。


  5. ^ Rio 2016 Olympic Games Athletics Statistics Handbook(OLYMPIC ATHLETICS FINALS参照) (PDF, 36.73 MB) 国際陸上競技連盟 2017年02月19日閲覧


  6. ^ “第29回オリンピック男子400m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。


  7. ^ “第12回世界選手権男子400m決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。

  8. ^ abWorld Championships Beijing 2015 Athletics Statistics Handbook(COUNTRY INDEX参照) (PDF, 70.89 MB) 国際陸上競技連盟 2017年02月19日閲覧


  9. ^ “第15回世界選手権男子400m準決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。


  10. ^ “第15回世界選手権男子4×400mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟. 2017年2月18日閲覧。


  11. ^ “2017年世界選手権男子4×400mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年8月14日). 2017年8月14日閲覧。




外部リンク






  • レニー・クオ - 国際陸上競技連盟のプロフィール(英語)


  • レニー・クオ - バイオグラフィーとオリンピックでの成績(Sports Reference)(英語)


  • レニー・クオ - トリニダード・トバゴ陸上競技連盟のプロフィール(英語)


  • レニー・クオ - National Sporting Archives of Trinidad and Tobagoのプロフィール(英語)









記録
先代:


世界選手権男子4×400mリレー
最年少ファイナリスト記録保持者
(17歳354日)

2005年8月14日 -
次代:
未定









Popular posts from this blog

濃尾地震

How to rewrite equation of hyperbola in standard form

No ethernet ip address in my vocore2