三春町
みはるまち 三春町 | |
---|---|
三春滝桜 | |
国 | 日本 |
地方 | 東北地方 |
都道府県 | 福島県 |
郡 | 田村郡 |
団体コード | 07521-3 |
法人番号 | 8000020075213 |
面積 | 72.76km2 |
総人口 | 17,754人 (推計人口、2018年10月1日) |
人口密度 | 244人/km2 |
隣接自治体 | 郡山市、田村市、本宮市、二本松市 |
町の木 | しだれ桜 |
町の花 | 松波 |
町の鳥 | うぐいす |
三春町役場 | |
町長 | 鈴木義孝 |
所在地 | 〒963-7796 福島県田村郡三春町字大町1番地の2 北緯37度26分27.6秒東経140度29分33.3秒 |
外部リンク | 三春町 |
■ ― 市 / ■ ― 町・村 | |
ウィキプロジェクト |
三春町(みはるまち)は、福島県田村郡にある町である。
目次
1 地理
1.1 隣接している自治体
1.2 町内の風景
2 歴史
2.1 行政区域変遷
3 人口
4 提携都市
5 交通
5.1 道路
5.2 鉄道
5.3 路線バス
6 産業
6.1 名産品
6.2 農業
6.3 工業
6.3.1 主たる製造工場
6.4 商業
7 郵便
8 教育
9 観光
9.1 名所・旧跡
9.2 温泉
9.3 観光施設
9.4 祭事・催事
10 出身有名人
11 脚注
12 外部リンク
地理
福島県のほぼ中央部、阿武隈山系の西裾に位置し、郡山市の北東に隣接している。町のほとんどが標高300~500mの丘陵地で、ゆるやかな山並みが続いている。気候は内陸性気候で、冬の降雪は少なく、夏もあまり暑くない。
隣接している自治体
- 郡山市
- 田村市
- 本宮市
- 二本松市
町内の風景
三春市街
三春ダム
歴史
明治時代以前については三春藩、田村氏を参照
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、田村郡三春町、御木沢村、巌江村、中妻村、中郷村、沢石村、要田村が成立。
1914年(大正3年)7月21日 - 平郡西線(現在の磐越東線)の郡山 - 三春間が開業。
1955年(昭和30年)4月1日 - 田村郡三春町、中郷村、沢石村、要田村、御木沢村、中妻村が合併し、三春町となる。
1955年(昭和30年)11月15日 - 田村郡巌江村の一部を編入する。
1970年(昭和45年)4月1日 - 国道288号が制定。
1995年(平成7年)8月2日 - 船引三春インターチェンジが供用開始。
行政区域変遷
- 変遷の年表
三春町町域の変遷(年表) | ||
---|---|---|
年 | 月日 | 現三春町町域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行により、以下の村が発足。[1][2]
|
1889年(明治27年) | 7月23日 | 巌江村の一部(南小泉・北小泉と芹沢の一部)が分立し小泉村が発足。 |
1955年(昭和30年) | 4月1日 | 三春町・沢石村・要田村・中妻村・御木沢村・中郷村が合併し三春町が発足。 |
11月1日 |
| |
1957年(昭和32年) | 三春町の一部(笹山・荒和田と熊耳・南成田の各一部)は船引町に編入。 | |
1963年(昭和38年) | 船引町の一部(笹山・荒和田・要田の各一部)は三春町に編入。 |
- 変遷表
三春町町域の変遷表(※細かい境界の変遷は省略) | |||||
---|---|---|---|---|---|
1868年 以前 | 明治22年 4月1日 | 明治22年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |
三春町 | 三春町 | 昭和30年4月1日 三春町 | 三春町 | 三春町 | |
実沢村 | 沢石村 | ||||
富沢村 | |||||
青石村 | |||||
熊耳村 | 要田村 の一部 | ||||
南成田村 | |||||
北成田村 | |||||
鷹巣村 | 中妻村 の一部 | ||||
斉藤村 | |||||
西方村 | |||||
沼沢村 | |||||
平沢村 | 御木沢村 | ||||
御祭村 | |||||
七草木村 | |||||
滝村 | 中郷村 | ||||
柴原村 | |||||
蛇石村 | |||||
根本村 | |||||
樋渡村 | |||||
狐田村 | |||||
過足村 | |||||
春田村 | |||||
貝山村 | |||||
蛇沢村 | |||||
込木村 | |||||
楽内村 | |||||
芹ケ沢村 | |||||
山田村 | 巌江村 の一部 | 昭和30年11月15日 三春町に編入 | |||
上舞木村の一部 |
人口
三春町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 三春町の年齢・男女別人口分布(2005年) |
■紫色 ― 三春町 ■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 |
三春町(に相当する地域)の人口の推移 ► | |
総務省統計局 国勢調査より |
提携都市
ライスレイク市(アメリカ合衆国ウィスコンシン州)
1987年(昭和62年)8月21日、姉妹都市提携。
一関市(岩手県)
1987年(昭和62年)8月、姉妹都市提携。
交通
道路
高速道路
磐越自動車道
船引三春IC - 三春PA
一般国道
- 国道288号
主要地方道
- 福島県道28号本宮三春線
- 福島県道40号飯野三春石川線
- 福島県道50号浪江三春線
- 福島県道54号須賀川三春線
- 福島県道57号郡山大越線
一般県道
- 福島県道115号三春日和田線
- 福島県道116号二本松三春線
- 福島県道119号本宮常葉線
- 福島県道144号谷田川三春線
- 福島県道297号斎藤下行合線
- 福島県道298号阿久津舞木停車場線
- 福島県道299号実沢要田線
- 福島県道300号門沢三春線
橋
春田大橋 - 斜張橋(しゃちょうきょう)
鉄道
東日本旅客鉄道
■ 磐越東線
- 三春駅
路線バス
福島交通
- 三春車庫
町営バス「さくら号」
産業
この節の加筆が望まれています。 |
名産品
- 三春駒
- 三春人形
- 幻の三春索麺
- ほうろく焼き
- おたりまんじゅう
- 三春グルメンチ
農業
工業
主たる製造工場
日本化学工業福島第二工場
湘南ユニテック福島工場
商業
郵便
三春郵便局(集配局)- 中妻郵便局
- 三春八幡町郵便局
- 三春駅前郵便局
- 沢石簡易郵便局
- 中郷簡易郵便局
教育
専門学校
- 福島県理工専門学校
高校
- 福島県立田村高等学校
中学校
- 三春町立三春中学校
2015年(平成27年)4月に三春中学校、桜中学校、沢石中学校、要田中学校の4校が統合し、新生の三春中学校となった。
- 三春町立岩江中学校
小学校
- 三春町立中妻小学校
- 三春町立三春小学校
- 三春町立御木沢小学校
- 三春町立中郷小学校
- 三春町立岩江小学校
- 三春町立沢石小学校
- なお、三春町の東部一部地域の児童は、田村市立要田小学校に通学している。これは、明治時代より歴史を有する同小学校の校区が昭和の大合併などで三春町と旧船引町(現田村市)に跨った歴史的経緯と、児童の通学の便のためである。かつては田村郡三春町船引町学校組合立要田小学校であったが、2001年(平成13年)に学校組合を解散して船引町立要田小学校(その後市町村合併により田村市立となる)となり、三春町の児童が越境通学する形式となった。[3][4]
- なお、三春町の東部一部地域の児童は、田村市立要田小学校に通学している。これは、明治時代より歴史を有する同小学校の校区が昭和の大合併などで三春町と旧船引町(現田村市)に跨った歴史的経緯と、児童の通学の便のためである。かつては田村郡三春町船引町学校組合立要田小学校であったが、2001年(平成13年)に学校組合を解散して船引町立要田小学校(その後市町村合併により田村市立となる)となり、三春町の児童が越境通学する形式となった。[3][4]
双葉郡富岡町が設置する学校
- 富岡町立富岡第一小学校三春校
- 富岡町立富岡第二小学校三春校
- 富岡町立富岡第一中学校三春校
- 富岡町立富岡第二中学校三春校
- 2011年(平成23年)3月の福島第一原子力発電所事故により双葉郡富岡町は全町避難となったため、同年9月に三春町熊耳の廃工場建物に上記4校がまとめて仮設された。設置の経緯から、これらの小中学校に通学できるのは富岡町民に限られる。[5][6]
- 2011年(平成23年)3月の福島第一原子力発電所事故により双葉郡富岡町は全町避難となったため、同年9月に三春町熊耳の廃工場建物に上記4校がまとめて仮設された。設置の経緯から、これらの小中学校に通学できるのは富岡町民に限られる。[5][6]
双葉郡葛尾村が設置する学校
- 葛尾村立葛尾小学校三春校
- 葛尾村立葛尾中学校三春校
- 2011年(平成23年)3月の福島第一原子力発電所事故により双葉郡葛尾村は全村避難となったため、2013年(平成25年)4月に三春町立要田中学校校舎に間借りする形で上記2校がまとめて仮設された。2015年(平成27年)3月に要田中学校が廃校となったため、同年4月以降は専用校舎となっている。設置の経緯から、これらの小中学校に通学できるのは葛尾村民に限られる。[7][8]
- 2011年(平成23年)3月の福島第一原子力発電所事故により双葉郡葛尾村は全村避難となったため、2013年(平成25年)4月に三春町立要田中学校校舎に間借りする形で上記2校がまとめて仮設された。2015年(平成27年)3月に要田中学校が廃校となったため、同年4月以降は専用校舎となっている。設置の経緯から、これらの小中学校に通学できるのは葛尾村民に限られる。[7][8]
観光
名所・旧跡
三春滝桜(日本三大巨桜、国の天然記念物)- 三春町のシダレザクラ(日本さくら名所100選)
- 舞鶴城(三春城)址
- 田村大元神社
- 福聚寺
- 三春ダム
温泉
- 馬場の湯温泉
- やわらぎの湯
- 斎藤の湯(上湯・下湯)
観光施設
- 三春ハーブガーデン
- 三春の里田園生活館
- ライスレイクの家
- 三春郷土人形館
- 三春町歴史民俗資料館
- 三春交流館「まほら」
福島さくら遊学舎
- アニメ制作会社ガイナックスの子会社であった福島ガイナックス(現・福島ガイナ)本社に併設され、同社が運営しているアニメーションミュージアムである。2015年(平成27年)3月に廃校となった桜中学校の校舎及び敷地をそのまま使用し、同年4月にオープンした。
祭事・催事
- 水かけまつり
- 三春だるま市
- 三春盆踊り大会
出身有名人
(五十音順)
大高正人(建築家)
菊池ミツ(社会運動家)
玄侑宗久(僧、小説家、芥川賞受賞者)
河野広中(自由民権運動活動家、第11代衆議院議長)
國分正明(公益財団法人修養団理事長、元日本芸術文化振興会理事長、元文部事務次官)
鈴木隆(元プロ野球選手)
田部井淳子(登山家)
田村清顕(三春田村氏三代)
田村隆顕(三春田村氏二代)
田村義顕(三春田村氏初代)
富田六郎(元中央競馬調教師)- 橋元四郎平(元弁護士、元最高裁判事、勲一等瑞宝章)
前川つかさ (漫画家)
三浦守治(帝国医科大学初代病理学教授)
湊徹郎(元衆議院議員)
三原昌平(プロダクトデザイナー)
宗像紀夫(弁護士、内閣官房参与)
愛姫(田村清顕の娘・伊達政宗の正室)
渡辺あきお(イラストレーター、画家)
脚注
^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 7 福島県』、角川書店、1981年 ISBN 4040010701より
^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より
^ “三春町 小・中学校の一覧”. 2016年4月29日閲覧。
^ “要田小学校の歴史 (PDF)”. 2016年4月29日閲覧。
^ “富岡第一小学校・富岡第二小学校【三春校】”. 2016年4月29日閲覧。
^ “富岡第一中学校・富岡第二中学校【三春校】”. 2016年4月29日閲覧。
^ “葛尾村公式サイト 葛尾小学校三春校 学校概要”. 2016年4月29日閲覧。
^ “葛尾村公式サイト 葛尾中学校三春校 学校概要”. 2016年4月29日閲覧。
外部リンク
- 三春町役場
- みはる観光協会
- 三春町国際交流協会
- 三春グルメンチ王国
- 三春昭進堂
- 三春まちづくり公社
- 三春町商工会
- 福島ガイナックス
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