ブラッド・ハンド
クリーブランド・インディアンス #33 | |
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パドレス時代(2016年6月21日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ミネソタ州カーバー郡チャスカ |
生年月日 | (1990-03-20) 1990年3月20日(28歳) |
身長 体重 | 6' 3" =約190.5 cm 220 lb =約99.8 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2008年 MLBドラフト2巡目 |
初出場 | 2011年6月7日 アトランタ・ブレーブス戦 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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ブラッドリー・リチャード・ハンド(Bradley Richard Hand, 1990年3月20日 - )は、アメリカ合衆国ミネソタ州カーバー郡チャスカ出身のプロ野球選手(投手)。左投左打。MLB・クリーブランド・インディアンス所属。愛称はブロー、ブロタート[1]。
目次
1 経歴
1.1 プロ入りとマーリンズ時代
1.2 パドレス時代
1.3 インディアンス時代
2 詳細情報
2.1 年度別投手成績
2.2 記録
2.3 背番号
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
経歴
プロ入りとマーリンズ時代
2008年のMLBドラフト2巡目(全体52位)でフロリダ・マーリンズから指名され、6月19日に契約。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズとA-級ジェームズタウン・ジャマーズでプレー。A-級ジェームズタウンでは3試合に登板し、1勝2敗・防御率3.00だった。
2009年はA級グリーンズボロ・グラスホッパーズで26試合に登板し、7勝13敗・防御率4.86だった。
2010年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・サンズでプレー。A+級ジュピターで26試合に登板し、8勝8敗・防御率3.33だった。
2011年もA+級ジュピターとAA級ジャクソンビルでプレー。6月6日にマーリンズとメジャー契約を結び[2]、翌7日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。6回を投げ、1安打1失点6奪三振に抑えたが、打線の援護がなく、メジャー初黒星を喫した[3]。その後2試合に先発したが、いずれも敗戦投手となり、6月20日にAA級ジャクソンビルへ降格した[4]。7月2日に再昇格し[5]、7日のヒューストン・アストロズ戦で7回を2安打無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[6]。試合後にAA級ジャクソンビルへ降格し、7月27日にメジャーへ再昇格した[7]。3試合に登板後、8月10日にAA級ジャクソンビルへ降格し[8]、9月2日に再昇格した。この年は12試合に登板し、1勝8敗・防御率4.20だった。
2012年3月18日にAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ配属され、そのまま開幕を迎えた。8月3日にダブルヘッダーでロースター枠が空いたためメジャーへ昇格し、同日のワシントン・ナショナルズ戦に登板したが、4回途中6安打7失点6四球の乱調で敗戦投手となり[9]、翌4日にAAA級ニューオーリンズへ降格。その後メジャーへ昇格することはなく、この年は1試合の登板にとどまった。
2013年2月20日にマーリンズと1年契約に合意[10]。3月11日にAAA級ニューオーリンズへ配属され、そのまま開幕を迎えた。4月30日にメジャーへ昇格[11]。リリーフとして1試合に登板し、5月2日にAAA級ニューオーリンズへ降格した[12]。9月2日に再昇格。この年は7試合に登板し、1勝1敗・防御率3.05だった。
2014年は開幕ロースター入りし、主にリリーフとして16試合に登板していたが、5月24日に右足首の故障で15日間の故障者リスト入りした[13]。7月2日に復帰した[14]。復帰後は先発として投げるようになり、最終的には32試合に登板・うち16試合に先発登板した。3勝8敗と大きく負け越したものの、防御率4.38・FIP4.20・WHIP1.36というまずまずの数字を記録した。
2015年も先発とリリーフを兼任し、38試合中12試合に先発登板した。4勝7敗と2年連続で負け越したが、この年は各数値も芳しくなく、防御率5.30・WHIP1.49という内容だった。
2016年4月3日にDFAとなった。
パドレス時代
2016年4月8日にウェイバー公示を経てサンディエゴ・パドレスへ移籍した。この年はリリーフ専任となり、両リーグ最多となる82試合に登板。4勝4敗1セーブ・21ホールド・防御率2.92と、ブルペンの柱として活躍した。
2017年はブランドン・マウラーの移籍後はクローザーとして起用され、72試合で3勝4敗21セーブ・防御率2.16と前年に続き好成績を挙げた。またこの年は自身初めてオールスターにも選出された。
2018年1月13日、2020年までの3年総額1975万ドルで契約延長した(2021年は1000万ドルの球団側オプション)[15]。
インディアンス時代
2018年7月19日、フランシスコ・メヒアと引き換えでアダム・シンバーとともにクリーブランド・インディアンスへトレードされた[16]。この年は2チーム合計で69試合に登板し、2勝5敗32セーブ・防御率2.75という成績であった。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 | 球 団 | 登 板 | 先 発 | 完 投 | 完 封 | 無 四 球 | 勝 利 | 敗 戦 | セ 丨 ブ | ホ 丨 ル ド | 勝 率 | 打 者 | 投 球 回 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 与 四 球 | 敬 遠 | 与 死 球 | 奪 三 振 | 暴 投 | ボ 丨 ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 | W H I P |
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2011 | FLA MIA | 12 | 12 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 | .111 | 263 | 60.0 | 53 | 10 | 35 | 1 | 1 | 38 | 0 | 1 | 32 | 28 | 4.20 | 1.47 |
2012 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 23 | 3.2 | 6 | 1 | 6 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 | 7 | 17.18 | 3.27 | |
2013 | 7 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | .500 | 82 | 20.2 | 13 | 2 | 8 | 0 | 0 | 15 | 1 | 0 | 7 | 7 | 3.05 | 1.02 | |
2014 | 32 | 16 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 | 0 | .273 | 474 | 111.0 | 112 | 10 | 39 | 3 | 2 | 67 | 5 | 0 | 56 | 54 | 4.38 | 1.36 | |
2015 | 38 | 12 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 0 | 2 | .364 | 408 | 93.1 | 107 | 9 | 32 | 1 | 3 | 67 | 2 | 0 | 55 | 55 | 5.30 | 1.49 | |
2016 | SD | 82 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 4 | 1 | 21 | .500 | 364 | 89.1 | 63 | 8 | 36 | 4 | 1 | 111 | 7 | 0 | 32 | 29 | 2.92 | 1.11 |
2017 | 72 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 21 | 16 | .429 | 192 | 79.1 | 54 | 9 | 20 | 1 | 7 | 104 | 4 | 0 | 20 | 19 | 2.16 | 0.93 | |
2018 | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 24 | 3 | .333 | 186 | 44.1 | 33 | 5 | 15 | 1 | 7 | 65 | 1 | 0 | 21 | 15 | 3.05 | 1.08 | |
CLE | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 7 | .000 | 115 | 27.2 | 19 | 3 | 13 | 1 | 2 | 41 | 1 | 0 | 7 | 7 | 2.28 | 1.16 | |
'18計 | 69 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 32 | 10 | .286 | 301 | 72.0 | 52 | 8 | 28 | 2 | 9 | 106 | 2 | 0 | 28 | 22 | 2.75 | 1.11 | |
MLB:8年 | 313 | 43 | 0 | 0 | 0 | 18 | 38 | 55 | 49 | .321 | 2226 | 529.1 | 460 | 57 | 204 | 13 | 23 | 511 | 21 | 1 | 237 | 221 | 3.76 | 1.25 |
- 2018年度シーズン終了時
太字はリーグ最高- FLA(フロリダ・マーリンズ)は、2012年にMIA(マイアミ・マーリンズ)に球団名を変更
記録
MLBオールスターゲーム選出:2回(2017年 - 2018年)
背番号
52(2011年 - 2018年7月18日)
33(2018年7月21日 - )
脚注
^ Padres' Players Weekend nicknames explained MLb.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
^ Christina De Nicola (2011年6月6日). “Marlins call up Hand to start Tuesday”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ “Scores for Jun 7, 2011”. ESPN MLB (2011年6月7日). 2014年7月29日閲覧。
^ Christina De Nicola (2011年6月20日). “Marlins' Coghlan placed on 15-day DL”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Todd Wills (2011年7月2日). “Marlins recall Hand to start Saturday”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ “Scores for Jul 7, 2011”. ESPN MLB (2011年7月7日). 2014年7月29日閲覧。
^ Steven Miller (2011年7月28日). “Marlins make a new friend in dugout”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro, Christina De Nicola (2011年8月10日). “Infante eyes return on first day of eligibility”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ “Scores for Aug 3, 2012”. ESPN MLB (2012年8月3日). 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro (2013年2月20日). “Marisnick enjoying new team, first spring camp”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro (2013年4月30日). “Stanton strains hamstring in 10th, put on DL”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro (2013年5月2日). “Marlins get Hechavarria back from disabled list”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro (2014年5月24日). “As Marlins seek middle relief, Hand sent to DL”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ Joe Frisaro, Maria Torres (2014年7月3日). “Hechavarria starts Class A rehab Friday”. MLB.com. 2014年7月29日閲覧。
^ “パドレスが守護神ハンドと契約延長、牧田と救援形成”. 日刊スポーツ (2018年1月14日). 2018年3月3日閲覧。
^ Bastian, Jordan (2018年7月19日). “Indians deal for ace reliever Brad Hand”. MLB.com. https://www.mlb.com/news/indians-trade-for-reliever-brad-hand/c-286418278 2018年7月19日閲覧。
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 H
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Brad Hand stats MiLB.com (英語)
Brad Hand (@bhand22) - Twitter
Brad Hand (bhand22) - Instagram
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