チューリッヒ歌劇場
チューリッヒ歌劇場(Oper Zürich)は、スイスのチューリッヒ市にある歌劇場。
概要
1834年に設立された。歌劇場のオーケストラも同時に設立された。1868年、トーンハレ協会の設立に伴い歌劇場オーケストラを母体として現在のチューリッヒ・トーンハレ管弦楽団が創設され、以後オーケストラは歌劇場とコンサートの掛け持ちとなっていたが、まもなく半数の団員を共有する形になり、さらには1985年にチューリッヒ歌劇場管弦楽団(のちフィルハーモニア・チューリッヒと改称)とトーンハレ管弦楽団は完全分離した。
1995年から2008年までフランツ・ウェルザー=メストが首席指揮者(後に音楽総監督)を務め、2012年よりファビオ・ルイジが音楽総監督に就任することになっている。
主なレコーディングは、チューリッヒ歌劇場に頻繁に客演するニコラウス・アーノンクール指揮で、モンテヴェルディやモーツァルトのオペラなどがある。ウェルザー=メスト就任以降急速に存在感を増し、現在ではドイツ圏でも重要な歌劇場のひとつと言われている。2008年には来日公演を行った。
オリベッティのタイプライターの営業出身のアレクサンダー・ペレイラは、その経験を生かし赤字のチューリッヒ歌劇場を黒字化した[1]。
出典
^ 映画「新世紀パリオペラ座」プログラム16ページ
外部リンク
- Oper Zürich(公式サイト)