竜田川
| 竜田川 | |
|---|---|
4月下旬、奈良県生駒郡斑鳩町 | |
| 水系 | 一級水系 大和川 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 15 km |
| 平均の流量 | -- m³/s |
| 流域面積 | 53 km² |
| 水源 | 生駒山麓 (生駒市) |
| 水源の標高 | 642 m |
| 河口・合流先 | 大和川 (斑鳩町神南) |
| 流域 | 奈良県 |
12月上旬、奈良県生駒郡斑鳩町
歌川広重 『六十余州名所図会』「大和 立田山 龍田川」
竜田川(たつたがわ)は、大和川水系の支流で奈良県を流れる一級河川である。上流を生駒川(いこまがわ)、中流を平群川(へぐりがわ)とも称する。
目次
1 地理
2 流域の自治体
3 主な支流
4 並行する交通
4.1 鉄道
4.2 道路
5 文化
6 脚注
7 関連項目
地理
奈良県の生駒市の生駒山(いこまやま、標高642m)東麓を源として南流、流域に生駒谷、平群谷を形成している。生駒郡斑鳩町で大和川に合流する。
流域の自治体
- 奈良県
生駒市、生駒郡平群町、生駒郡斑鳩町
主な支流
- 東生駒川
- 出会川
- 神田川
- 櫟原川
- 井文字川
並行する交通
竜田川流域は古来から交通の要所であり、斑鳩町龍田の「竜田大橋」付近はいくつかの街道が分岐している。
鉄道
近鉄生駒線(生駒駅~竜田川駅間で並行)
道路
- 国道168号
平群バイパスの全通が難航している。
文化
- 古よりの紅葉の名所として名高い。
竜田揚げは、この川の紅葉の色に似ていることから名前の由来とされている。(異説有り。)- 竜田川やその近くにある三室山は、百人一首にも登場している。とくに下流は紅葉の美しさから、歌枕として古来より多くの和歌に詠まれた。百人一首では二首撰ばれている。中でも在原業平の和歌は有名である。この歌を題材とした「千早振る」という落語もよく知られている。
- ちはやぶる神世も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは
- (古今和歌集 在原業平)
- 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり
- (後拾遺和歌集 能因法師)
- (後拾遺和歌集 能因法師)
- なお、この当時の竜田川は現在の竜田川(平群川)ではなく、大和川本流を指しているというのが定説[1]。後の時代に紅葉の名所として観光地にするため、地元が現在の平群川を竜田川と称したため、いつのまにか現在のような状態になったと言われている。
脚注
^ 世界大百科事典 第二版/ブリタニカ国際大百科事典 小項目版 2014
関連項目
- 奈良県立竜田公園
- 竜田越奈良街道
- 三室山 (斑鳩町)
龍田 (通報艦) - 帝国海軍の通報艦。1894年就役。当河川に因んで命名された。
龍田 (軽巡洋艦) - 帝国海軍の天龍型軽巡洋艦の2番艦。通報艦に同じく、当河川より命名された。