いしかり (フェリー・初代)
いしかり(初代) | |
---|---|
Endeavor Lines時代の本船 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 | 太平洋フェリー |
運用者 | 太平洋フェリー |
建造所 | 内海造船瀬戸田工場(第384番船) |
姉妹船 | だいせつ |
IMO番号 | 7394747 |
経歴 | |
起工 | 1974年 |
進水 | 1974年9月19日[1] |
竣工 | 1974年12月23日[2] |
就航 | 1974年12月 |
運航終了 | 1991年 |
最後 | 2010年、インドで解体 |
要目 | |
総トン数 | 11,880 トン[2] |
載貨重量 | 4,092 トン[2] |
全長 | 175.6 m[2] |
垂線間長 | 162.0 m[2] |
幅 | 24.0 m[2] |
深さ | 9.7 m[2] |
喫水 | 6.3 m[2] |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | MAN-三菱 V7V52/55 2基 |
推進器 | 2軸 |
最大出力 | 27,580馬力(連続)[2] |
最大速力 | 26.1ノット[2] |
航海速力 | 23.4ノット[2] |
旅客定員 | 905名[2] |
車両搭載数 | 8トントラック130台、乗用車105台[2] |
いしかりは、太平洋沿海フェリーが運航していたフェリー。太平洋フェリーの同名の船としては1代目。1974年に就航し、1991年に引退した。
目次
1 概要
2 設計
3 船内
3.1 船室
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
概要
内海造船瀬戸田工場で建造され、1974年12月に就航した。
1982年の航路譲渡により太平洋フェリー継承された。
いしかり(2代)の就航により、1991年に引退した。
1990年にギリシャのen:Strintzis Linesに売却され、IONIAN SEAとなった。
1991年、en:Minoan Linesに売却され、EROTOKRITOSとなり、改装工事を受けた。
1992年、パトラ - アンコーナ航路に就航した。
1997年、パトラ - イグメニツァ - コルフ - ヴェネツィア航路に転配された。
1999年、Minoan Flying Dolphinsに売却された。
2002年、Maritime Wayに傭船され、モンファルコネ - バーリ - イグメニツァ - パトラ航路で運航された。
2003年、パトラ - イグメニッツァ - ブリンデジ航路に転配された。
2004年、Maritime Wayに売却された。
2006年、Endeavor Linesに売却されEROTOKRITOS Tに改名した。
2007年、パトラ - イグメニツァ - ブリンデジ航路で運航された。
2010年10月、KRITOSと改名してスクラップとしてインドに回航、解体された。
設計
この節の加筆が望まれています。 |
ランプウェイは船首(バウバイザー付)、右舷後部、船尾中央の3箇所に設けられていた。
1980年1月半ばに、船体延長工事を行い、船体を12.5メートル延長して車両搭載能力を強化した。この改造により車両搭載面積は約6パーセント増加、8トントラック14台が新たに搭載可能となった[3]。
きそ(初代)の就航後はロビースペースの拡充が行われた。
船内
船室
- 特別室(2名×1室)
- 特等洋室(4名×18室)
- 特等和室(4名×2室)
- 一等洋室(149名,25室)
- 二等寝台(132名)
- 二等和室(498名)
- ドライバー室(44名)
関連項目
いしかり (フェリー・2代) - 1991年就航
いしかり (フェリー・3代) - 2011年就航
脚注
^ 世界の艦船(1974年11月号,p116)
- ^ abcdefghijklm世界の艦船(1975年2月号,p114)
^ 世界の艦船(1980年2月号,p152)
外部リンク
- 船のウェブサイト - ギリシャの旧日本船
|