カノ

































































カノ
Kano

KanofromDalaHill.jpg





カノの市旗

市旗

位置

カノの位置の位置図
カノの位置

座標 : 北緯12度00分 東経8度31分 / 北緯12.000度 東経8.517度 / 12.000; 8.517
行政



ナイジェリアの旗 ナイジェリア
 州

カノ州
 市

カノ
Governor
Abdullahi Umar Ganduje
地理

面積
 
  市域
499 km2
  市街地
251 km2

標高
488 m
人口

人口
(2016年現在)
  市域
3,931,300人
  市街地
3,550,000人
その他

等時帯

西アフリカ時間 (UTC+1)

カノ(Kano)はナイジェリアのカノ州の州都。
ナイジェリア北部の経済・文化における中心都市。
国際空港もあり各地と航路でも結ばれている。
2006年の人口は約216.3万人。




目次






  • 1 歴史


  • 2 経済


  • 3 教育


  • 4 地理


  • 5 住民


  • 6 気候


  • 7 交通


  • 8 ギャラリー


  • 9 関連項目


  • 10 脚注


  • 11 外部リンク





歴史


ハウサ人が1000年頃に王国を建て、ハウサ諸王国のひとつカノ王国(英語版)として繁栄した。


12世紀頃より、ムスリム商人の活動にともなってイスラーム化が進んだと考えられる。
サハラ縦断貿易の要所であり、金・塩・奴隷・象牙などを扱う交易拠点として発展した。


15世紀に土で作られた城壁が拡張された。
城壁は現在も残されている。


1805年、カノ首長国(英語版)が成立。


1809年、他のハウサ諸国と同じくフラニ帝国によって征服される。


19世紀より西欧の探検家が侵入するようになる。
19世紀末にはこの地で「カノ年代記」が編まれ、ハウサ諸王国の歴史を伝える貴重な史料となっている。


20世紀初頭よりイギリスによる植民地化が進んだ。


1912年、にはカノとラゴスを結ぶ鉄道が開通した。


1953年、ヨルバ族とイボ族の間でen:Kano riot of 1953が起こった。


1960年、ナイジェリアがイギリスから独立した。
カノは北部州に編入された。


1966年、カノなど北部の都市で、ハウサ・フラニ人のイボ人に対する虐殺が行われ、数千人が犠牲となった。


1967年、北部の虐殺を受けて南東部でビアフラ共和国が建国しビアフラ戦争が始まった。
カノ州が新設され、カノは州都になった。



経済


ピーナッツの生産、集散地として知られる。



教育


街にはバイェロ大学(英語版)があり、ナイジェリア北部における教育の中心地でもある。



  • バイェロ大学(英語版)

  • Maitama Sule University



地理


近隣の都市としては、約130キロ南西のザリア、200キロ西のグサウなどが挙げられる。ニジェールとの国境まで約100キロ程度であり、約200キロ北にニジェールのザンデール(ジンデル)が位置している。


カノは標高488mで、サヘル南部に広がるスーダンサバンナ(英語版)地域にあるジョス高原(英語版)の北側に位置する。カノ川とチャラワ川が合流するアデジャ川(英語版)付近に位置する。アデジャ川は東進してチャド湖に流れ込む。



住民




  • ハウサ人(ハウサ語)

  • フラニ族



気候


カノは気候区分でサバナ気候に属する。






































































































































カノ (1981–2010)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平均最高気温 °C (°F)
29.0
(84.2)
32.4
(90.3)
36.4
(97.5)
39.1
(102.4)
37.1
(98.8)
35.4
(95.7)
32.0
(89.6)
30.9
(87.6)
32.3
(90.1)
34.5
(94.1)
33.1
(91.6)
29.9
(85.8)
33.5
(92.3)
平均最低気温 °C (°F)
13.7
(56.7)
16.2
(61.2)
20.4
(68.7)
24.5
(76.1)
25.0
(77)
23.7
(74.7)
22.1
(71.8)
21.2
(70.2)
21.9
(71.4)
21.2
(70.2)
17.1
(62.8)
14.2
(57.6)
20.1
(68.2)

雨量 mm (inch)
0.0
(0)
0.3
(0.012)
1.0
(0.039)
14.1
(0.555)
57.3
(2.256)
132.5
(5.217)
281.0
(11.063)
323.9
(12.752)
155.8
(6.134)
14.1
(0.555)
0.0
(0)
0.0
(0)
980.0
(38.583)
平均降雨日数 (≥ 0.2 mm)
0
0
0
1
5
8
13
15
24
6
0
0
72
% 湿度
17.0
13.2
13.2
19.1
29.5
44.5
58.9
63.6
55.0
30.1
18.1
17.4
31.6
平均月間日照時間
244.9
232.4
238.7
234.0
263.5
261.0
229.4
220.1
240.0
266.6
264.0
260.4
2,955
平均日照時間
7.9
8.3
7.7
7.8
8.5
8.7
7.4
7.1
8.0
8.6
8.8
8.4
8.1

出典 1: World Meteorological Organization[1]

出典 2: NOAA (sun and relative humidity, 1961–1990)[2]


交通



  • マラム・アミヌ・カノ国際空港

  • 鉄道 - ラゴスまでの鉄道は、長らく荒廃して運行が停止されていたが2012年に再開されている[3]



ギャラリー




関連項目


  • カノ首長国(英語版)


脚注


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  1. ^
    “World Weather Information Service – Kano”. World Meteorological Organization. 2016年7月7日閲覧。



  2. ^
    “Kano Climate Normals 1961–1990”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2016年7月7日閲覧。



  3. ^ ラゴス〜カノ間の長距離鉄道、約10年ぶりに運行再開−ラゴスでは近郊列車の計画も進む− JETRO(2013年2月28日)2018年2月10日




外部リンク












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