厚田雄春
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2015年9月) |
あつた ゆうはる 厚田 雄春 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キネマ旬報社『キネマ旬報』第15号(1947)より | |||||||||||
生年月日 | (1905-01-01) 1905年1月1日 | ||||||||||
没年月日 | (1992-12-07) 1992年12月7日(87歳没) | ||||||||||
出生地 | 日本 兵庫県神戸市 | ||||||||||
職業 | 撮影監督 | ||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||
| |||||||||||
厚田 雄春(あつた ゆうはる、1905年1月1日 - 1992年12月7日)は、日本の映画カメラマン。小津安二郎組の名カメラマンとして知られる。
目次
1 経歴
2 フィルモグラフィー
2.1 撮影作品
2.2 出演作品
3 著作
4 受賞歴・栄典
5 脚注
6 外部リンク
経歴
兵庫県神戸市出身。旧制海城中学校(現・海城高等学校)卒業。1922年、松竹に入社する。1928年、小津安二郎監督作品『若人の夢』で撮影助手を担当する。1937年の『淑女は何を忘れたか』から1962年の『秋刀魚の味』まで、松竹配給の全小津作品の撮影監督を担当した。1972年、松竹を退社して独立する。
フィルモグラフィー
撮影作品
淑女は何を忘れたか(1937年)- 家庭日記(1938年)
- 子供の四季 春夏の巻(1939年)
- 子供の四季 秋冬の巻(1939年)
- 桑の実は紅い(1939年)
- 私には夫がある(1940年)
- 信子(1940年)
- ともだち(1940年)
戸田家の兄妹(1941年)- まごころの歌(1941年)
- 君よ共に歌わん(1941年)
父ありき(1942年)- すみだ川(1942年)
- 女生徒と教師(1946年)
- 鍵を握る女(1946年)
- 許された一夜(1946年)
長屋紳士録(1947年)- 二連銃の鬼(1947年)
- 新婚リーグ戦(1947年)
- 旅装(1948年)
風の中の牝雞(1948年)- 君待てども(1949年)
- 別れのタンゴ(1949年)
晩春(1949年)- 思い出のボレロ(1950年)
- 恋愛教室(1950年)
- 接吻第一号(1950年)
- 女性三重奏(1950年)
- 奥様に御用心(1950年)
- 乾杯!若旦那(1951年)
我が家は楽し(1951年)- 天明太郎(1951年)
麦秋(1951年)- あの丘越えて(1951年)
陽気な渡り鳥(1952年)- 早春二重奏(1952年)
お茶漬の味(1952年)- リンゴ園の少女(1952年)
- 夢見る人々(1953年)
- 姉妹(1953年)
- ひばりの陽気な天使(1953年)
東京物語(1953年)- 蛮から社員(1954年)
- 青春ロマンスシート 青空に坐す(1954年)
- 君に誓いし(1954年)
大学は出たけれど(1955年)- 続おとこ大学 新婚教室(1955年)
- 娘船頭さん(1955年)
早春(1956年)- ここに幸あり 前篇 誘惑の都(1956年)
- ここに幸あり 後篇 花咲く朝(1956年)
- 晴れた日に(1956年)
黒い河(1956年)
あなた買います(1956年)
東京暮色(1957年)- 東京踊り(1957年)
- 若い広場(1958年)
彼岸花(1958年)- 眼の壁(1958年)
- 春を待つ人々(1959年)
お早よう(1959年)- 危険旅行(1959年)
- 若い素顔(1959年)
- 明日への盛装(1959年)
- 朱の花粉(1960年)
- いろはにほへと(1960年)
秋日和(1960年)- 河口(1961年)
- 千客万来(1962年)
- 愛染かつら(1962年)
秋刀魚の味(1962年)- 咲子さんちょっと(1963年)
- あの人はいま(1963年)
- 結婚式・結婚式(1963年)
- 残菊物語(1963年)
- 渚を駆ける女(1964年)
- 明日の夢があふれてる(1964年)
- 若い野ばら(1965年)
- 涙の連絡船(1966年)
- 横堀川(1966年)
- 純情二重奏(1967年)
出演作品
東京画(1985年)
著作
- 小津安二郎物語(筑摩書房、1989年) - 蓮實重彦との共著
受賞歴・栄典
- 1951年 - 第2回ブルーリボン賞撮影賞(『我が家は楽し』『あの丘越えて』『麦秋』)
- 1958年 - 第5回アジア映画祭撮影賞(『彼岸花』)
- 1962年 - 第17回毎日映画コンクール撮影賞(『秋刀魚の味』)[1]
- 1990年 - 勲四等瑞宝章
- 1992年 - 第16回日本アカデミー賞特別賞[2]
脚注
^ “17th(1962年)”. 毎日映画コンクール. 2015年9月15日閲覧。
^ “第16回日本アカデミー賞優秀作品”. 日本アカデミー賞. 2015年9月15日閲覧。
外部リンク
厚田雄春 - allcinema
厚田雄春 - KINENOTE
厚田雄治 - 日本映画データベース
Yûharu Atsuta - インターネット・ムービー・データベース(英語)