ホンダ エアクラフト
企業形態 | 子会社 |
---|---|
業種 | 航空 |
設立 | 2006年8月 |
本社 | アメリカ合衆国、グリーンズボロ |
主要人物 | 藤野道格, 社長兼CEO |
製品 | 航空機 |
従業員数 | 1800 (2018)[1] |
親会社 | 本田技研工業 |
ウェブサイト | www.hondajet.com |
ホンダ エアクラフト (Honda Aircraft Company)は本田技研工業の子会社でホンダジェットの開発・生産・販売を行うアメリカ合衆国のグリーンズボロに拠点を置く企業。2006年8月に本田技研工業から分社して設立された[2]。最高経営責任者はホンダジェットの設計者でもある藤野道格。
目次
1 概要
2 製品
3 出典
4 関連項目
5 外部リンク
概要
ノースカロライナ州グリーンズボロのピードモント・トライアド国際空港近くに本社を置く。ホンダは2007年2月にホンダジェットを生産して出荷するための事務棟と製造施設をグリーンズボロに建設する事を発表し、2011年10月10日に80,000平方フィートの顧客サービス施設を設置するために本社を拡張する事を発表した。これにより8000万ドルの経済効果と400人以上の雇用が市にもたらされる事が期待された[3]。
2010年12月20日にピードモント・トライアド国際空港でホンダジェットの量産型認定用機体の初飛行に成功し、2014年6月に販売を前提とした量産1号機の初飛行に成功した。そして2015年12月10日にアメリカ連邦航空局 (FAA)からホンダジェットの機体の型式証明を取得し、同月中に最初の機体を顧客に引き渡した。次いで2016年3月にメキシコ当局から、同年5月に欧州航空安全機関 (EASA)から、2017年6月にカナダ当局から型式証明を取得した。
2017年(平成29年)通年の出荷機数は43機であり同年の軽量小型ビジネスジェット機の出荷量ではセスナの主力機サイテーションM2の39機を抜いて世界No.1を達成した[4]。2017年(平成29年)8月時点での受注数は100機超、月産4機の体制であり、2019年(平成31年)3月期末までに月産7機程度にまで生産能力を拡大させ納期を短縮させる予定である[5]。
2018年4月4日、アメリカ航空宇宙学会から「AIAAファウンデーション アワード フォー エクセレンス(AIAA Foundation Award for Excellence)」を受賞した[6]。
製品
- HA-420 HondaJet
出典
^ http://www.bizjournals.com/triad/blog/2014/10/honda-aircraft-co-begins-construction-on-19m.html?page=all
^ “HondaJet: On a Wing and a Dare”. 2015年1月23日閲覧。
^ http://www.midwestflyer.com/?p=3608
^ ホンダジェット、セスナ主力機抜き首位 17年納入機数 日本経済新聞 2018年2月22日
^ ホンダジェット、出荷世界一 上期、生産能力を増強 産経ニュース 2017年8月22日
^ “ホンダ・エアクラフト、AIAA Foundation Award for Excellence受賞” (2018年4月6日). 2018年5月20日閲覧。
関連項目
本田航空 - 航空事業のノウハウを収集するため1964年に設立した会社- GE・ホンダ・エアロ・エンジン
外部リンク
- www.hondajet.com
- Honda Aircraft Company website
- Press Release on Honda Aircraft Company Formation
- Press Release on Manufacturing Site Plans
|