滋賀県第1区





























日本の旗滋賀県第1区

衆議院小選挙区 滋賀県.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域
大津市、高島市
(2017年7月16日現在)
比例区
近畿ブロック
設置年
1994年
選出議員
大岡敏孝
有権者数
323,891人
1.35 倍(一票の格差・鳥取1区との比較)
(総務省・2017年9月1日)
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滋賀県第1区(しがけんだい1く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。




目次






  • 1 区域


  • 2 歴史


  • 3 小選挙区選出議員


  • 4 選挙結果


  • 5 関連項目





区域



  • 大津市

  • 高島市



歴史


大津市は京阪神地区への通勤者が多く、また市域南部の瀬田・石山地区は県内有数の工業地帯であり、東レ労組出身の川端達夫が民社党時代から20年以上この地を地盤として当選を続けていた(2005年の第44回衆議院議員総選挙では比例復活)。そのため、この1区を始めとした滋賀県は民主王国と呼ばれていた。


2012年の第46回衆議院議員総選挙では静岡県議会議員だった自民党新人の大岡敏孝が初当選し、川端は惜敗率90.6%ながら比例復活もできずに落選した。民主党は県内小選挙区4議席すべてを失い、滋賀県の民主党衆議院議員は3区で比例復活した三日月大造のみとなった。なお、三日月は2014年に滋賀県知事選挙出馬(当選)のため議員辞職し、それに伴って川端が繰り上げ当選した。その後の第47回衆議院議員総選挙でも大岡が再選、川端は比例復活した。2017年は川端が引退し後継として元滋賀県知事の嘉田由紀子を擁立したが嘉田は希望の党の公認を得られず無所属による選挙戦となった。結果は大岡が3選し、嘉田は約5千票差で落選した。またこの選挙で滋賀県は自民党が衆参ともに選挙区の議席を独占した上、野党は比例復活も含め議席を獲得することができなかった。



小選挙区選出議員

























































選挙名 当選者 党派
第41回衆議院議員総選挙 1996年 川端達夫
新進党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 川端達夫
民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 川端達夫 民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 上野賢一郎
自由民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 川端達夫 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 大岡敏孝 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 大岡敏孝 自由民主党
第48回衆議院議員総選挙 2017年 大岡敏孝 自由民主党


選挙結果



第48回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2017年9月28日 投票日:2017年10月22日
当日有権者数:323,630人 最終投票率:55.95%(前回比:+0.99ポイント)



















































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
大岡敏孝 45 自由民主党 84,994票


47.7%

――
公明党推薦
嘉田由紀子 67 無所属 79,724票


44.7%


7001938000000000000♠93.8%
×
小坂淑子 77 社会民主党 13,483票


7.6%


7001159000000000000♠15.9%

日本共産党推薦


第47回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2014年11月21日 投票日:2014年12月14日
当日有権者数:315,850人 最終投票率:54.96%(前回比:-7.71ポイント)



















































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
大岡敏孝 42 自由民主党 78,567票


46.2%

―― 公明党推薦
比当 川端達夫 69 民主党 69,543票


40.9%


7001885000000000000♠88.5%
佐藤耕平 32 日本共産党 21,790票


12.8%


7001277000000000000♠27.7%


第46回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2012年11月16日 投票日:2012年12月16日 最終投票率:62.67%











































































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
大岡敏孝 40 自由民主党 67,259票


34.9%

―― 公明党推薦
川端達夫 67 民主党 60,921票


31.6%


7001906000000000000♠90.6%

国民新党推薦
奥村利樹 49 日本維新の会 43,003票


22.3%


7001639000000000000♠63.9%

みんなの党推薦
節木三千代 54 日本共産党 19,643票


10.2%


7001292000000000000♠29.2%
西田幸光 55 無所属 2,048票


1.1%


7000300000000000000♠3.0%
×

  • 上野は2区に国替え。


第45回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2009年7月21日 投票日:2009年8月30日































































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
川端達夫 64 民主党 112,590票


51.9%

――
上野賢一郎 44 自由民主党 82,262票


37.9%


7001731009999900000♠73.1%
川内卓 53 日本共産党 19,920票


9.2%


7001177000000000000♠17.7%
対中章哲 58 幸福実現党 2,037票


0.9%


7000180000000000000♠1.8%


第44回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2005年8月8日 投票日:2005年9月11日



















































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
上野賢一郎 40 自由民主党 94,671票


46.1%

――
比当 川端達夫 60 民主党 89,503票


43.6%


7001945000000000000♠94.5%
川内卓 49 日本共産党 21,111票


10.3%


7001223000000000000♠22.3%


第43回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2003年10月10日 投票日:2003年11月9日



















































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
川端達夫 58 民主党 87,857票


51.0%

――
上野賢一郎 38 自由民主党 64,002票


37.2%


7001728000000000000♠72.8%
川内卓 47 日本共産党 20,340票


11.8%


7001232000000000000♠23.2%


第42回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:2000年6月2日 投票日:2000年6月25日































































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
川端達夫 55 民主党 78,834票


44.2%

――
目片信 58 自由民主党 67,001票


37.6%


7001850000000000000♠85.0%
吉原稔 59 日本共産党 29,753票


16.7%


7001377000000000000♠37.7%
栗岡尋孝 45 自由連合 2,627票


1.5%


7000330000000000000♠3.3%

  • 目片は2004年に大津市長選挙に立候補し、当選。


第41回衆議院議員総選挙 滋賀県第1区

解散日:1996年9月27日 投票日:1996年10月20日































































当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧 得票数 得票率 惜敗率 推薦・支持 重複
川端達夫 51 新進党 55,967票


34.7%

――
比当 目片信 54 自由民主党 53,476票


33.2%


7001955000000000000♠95.5%
比当 山元勉 64 民主党 28,231票


17.5%


7001504000000000000♠50.4%
井上敏一 43 日本共産党 23,590票


14.6%


7001421000000000000♠42.1%

  • 川端は新進党解散後、新党友愛を経て民主党へ合流。山元は川端との選挙区調整で第42回は比例近畿ブロック単独候補に転身。


関連項目


  • 滋賀県選挙区




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