堂本暁子




















































日本の旗 日本の政治家
堂本暁子
どうもと あきこ


Governor Akiko Dōmoto.jpg
堂本 暁子

生年月日
(1932-07-31) 1932年7月31日(86歳)
出生地
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国カリフォルニア州
出身校
東京女子大学文理学部
所属政党
(日本社会党→)
(新党さきがけ→)
(無所属の会→)
無所属
公式サイト
堂本あき子オフィシャルウェブサイト



Flag of Chiba Prefecture.svg民選第16・17代 千葉県知事

当選回数
2回
在任期間
2001年4月5日 - 2009年4月4日




日本の旗 参議院議員

選挙区
比例区
当選回数
2回
在任期間
1989年7月23日 - 2001年3月8日
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堂本 暁子(どうもと あきこ、1932年7月31日 - )は、日本の政治家、ジャーナリスト。


千葉県知事(民選第16・17代)、参議院議員(2期)、新党さきがけ議員団座長を歴任。




目次






  • 1 来歴


  • 2 政策・主張


  • 3 役職歴


  • 4 著書


  • 5 編著


  • 6 脚注


  • 7 関連項目


  • 8 外部リンク





来歴


アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ。清泉女学院中学校・高等学校、東京女子大学文理学部卒業。1959年、TBS[1]に入社。1980年、報道ドキュメンタリー「ベビーホテルキャンペーン」で日本新聞協会賞、放送文化基金賞、民間放送連盟賞を受賞。


1989年、第15回参議院議員通常選挙に日本社会党公認で比例区から出馬し、初当選を果たした。1993年、社会党シャドーキャビネット環境庁長官に就任。その後社会党を離党し、新党さきがけに入党。同党参議院議員会長に就任する。


1995年、第17回参議院議員通常選挙では新党さきがけ公認で比例区から出馬し、再選。1996年には新党さきがけ議員団座長に就任し、辞任した井出正一代表に代わり、事実上の党代表職を務める。この間、新党さきがけは自社さ連立政権の村山内閣、橋本内閣に参画し、堂本は自由民主党の加藤紘一や社会民主党の辻元清美らが結成したNPO議連に参加。「特定非営利活動促進法(NPO法案)」の成立に尽力した。1997年、UNEP(国連環境計画)の「環境に貢献した25人の女性リーダー」に選ばれた。新党さきがけを離党後、参議院クラブを経て無所属の会に入党。


2001年千葉県知事選挙に市民の党の応援を受ける形で議員辞職して無所属で出馬。「無党派」を標榜し、自民・公明推薦の岩瀬良三、民主・社民・連合千葉推薦で出馬した若井康彦らを破り、当選を果たした。太田房江(大阪府)、潮谷義子(熊本県)に次ぐ全国で3人目の女性知事。この選挙を支えたのが「無党派選挙の神様」の評があった市民の党代表の斎藤まさしであった。


2005年千葉県知事選挙では一転、政党(自民・民主・社民・公明・市民ネットワーク・千葉県)、宗教団体、労働組合、市民団体の推薦を受けて組織型選挙を展開。終盤では自民党本部が推薦する森田健作を破り、再選を果たした。


2009年千葉県知事選挙への出馬にも当初は意欲を見せていたが[2]、最終的に3選不出馬を表明し、2期8年で千葉県知事を勇退した[3]。退任にあたり、いすみ鉄道社長の吉田平を後継指名したが、吉田は森田健作に敗れた。


障害者郵便制度悪用事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪で起訴された村木厚子(のちに村木の嫌疑は、立件した大阪地方検察庁特別捜査部の証拠捏造であることが判明し、大阪地検特捜部主任検事証拠改ざん事件として担当検事が逮捕された)を巡り、弁護士の住田裕子らと共に、2009年7月9日に厚生労働省を訪れ、「無実の村木厚子さんの解放を求めます」などとする声明を発表した[4]



政策・主張



  • 女性の社会的地位の向上や、女性の家庭における処遇の改善がライフワーク。

  • 選択的夫婦別姓制度導入推進を支持。2000年には、堂本ら超党派女性国会議員50名が、夫婦別姓選択制を求めて当時の森総理に申し入れを行った。申し入れでは、「とくに若い世代では、夫婦別姓選択制を望む声が高まっています。政府には、世論を喚起するなど、夫婦別姓選択制を導入するための努力を望む」としている[5]


  • 千葉県収用委員会会長襲撃事件が発生した1988年以降機能停止に陥っていた千葉県収用委員会を、過激派による脅迫を受けつつも再建させた[6]


  • 国土交通大臣中山成彬の成田国際空港での反対派に対する「ゴネ得発言」について抗議した。

  • 東京湾岸の干潟三番瀬埋め立て計画を白紙(埋め立てについては禁止しない)に戻した。


  • 首都圏中央連絡自動車道の建設を推進した。

  • 日本で初めての障害者差別に対応する障害者条例「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」の審議において、自民党県議から反対論が出されたが、最終的に自民党の賛成を得て、成立にこぎつけた。


  • 男女共同参画センター設置関連条例を千葉県議会に提出したが、自民党県議の反対により否決された。その後、「男女共同参画センター」の名称を「ちば県民共生センター」に改め、規模も縮小した上で再度条例案を提出。自民党も修正案に賛成し、可決された。



役職歴




  • 1993年 - GLOBE(地球環境国際議員連盟)日本総裁


  • 1994年~2000年 - IUCN(世界自然保護連合)選任理事


  • 1997年 - IUCN副会長


  • 1999年~2001年 - GLOBE第5代世界総裁



著書



  • 南極にいどむ―アムンゼンとスコットの物語(教育社、1988)

  • 立ち上がる地球市民―NGOと政治をつなぐ(河出書房新社、1995)

  • 生物多様性(岩波書店、1995)

  • 堂本暁子のDV施策最前線(新水社、2003)

  • 堂本暁子と考える医療革命―性差医療が日本を変える(中央法規出版、2009)

  • 生物多様性―リオからなごや「COP10」、そして…(ゆいぽおと、2010)



編著



  • ベビーホテルに関する総合調査報告(晩声社、1981)

  • 温暖化に追われる生き物たち―生物多様性からの視点(築地書館、1997)

  • 無党派革命―千葉が変われば日本が変わる(築地書館、2001)

  • 移入・外来・侵入種―生物多様性を脅かすもの(築地書館、2001)

  • 温暖化と生物多様性(築地書館、2008)



脚注




  1. ^ 会社法人としては現在の東京放送ホールディングス。放送局としては現在のTBSテレビ・TBSラジオ&コミュニケーションズ。


  2. ^ “宣言ではないが…堂本知事3選ヤル気満々”. スポーツニッポン. (2009年1月23日). http://s04.megalodon.jp/2009-0316-2334-42/www.sponichi.co.jp/society/special/2009politics/KFullNormal20090123100.html 


  3. ^ “堂本氏、3選不出馬へ 千葉県知事選”. 朝日新聞. (2009年2月5日). http://www.asahi.com/politics/update/0204/TKY200902040319.html 


  4. ^ “【郵便不正】「元局長は無実」 堂本前知事、住田弁護士らが訴え”. 産経新聞. (2009年7月9日). http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090709/crm0907091842039-n1.htm 


  5. ^ 夫婦別姓選択性導入などを盛りこんだ民法改正案推進を求める申し入れ 2000年9月29日


  6. ^ 水無月秀史 (2005年). “収用委員会再建で再び緊張が高まる成田空港問題”. 治安フォーラム 2005.3 (立花書房): 41-46. 



関連項目



  • 千葉県知事一覧

  • 三番瀬

  • 女性医師による女性専用医療外来


  • 男女共同参画条例


  • TBS「いのちの響」


  • 無所属の会 - 堂本の所属政党。



外部リンク




  • 堂本あき子オフィシャルウェブサイト(公式サイト)


  • 堂本暁子 (@domotoakiko) - Twitter





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